泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

奈良県高取町「第36回たかとり城まつり」

2024年11月27日 09時35分08秒 | 散歩

奈良県高取町上土佐において、2024年11月23 日(祝)に「第36回たかとり城まつり」 が行われました。

毎年楽しみにしていた祭りですが、コロナの影響で何回か中止がありました。今回は、秋晴れのもと無事開催され多くの方が来られていました。

「たかとり城まつり」は、日本百名城に認定された日本一の山城「高取城」の城下町一帯を舞台に繰り広げる秋の祭典です。

この祭りは、迫力満点の火縄銃の実演や、鎧武者等が城下町を練り歩く時代行列が見どころです。他に、メイン会場では居合道演武・南京玉すだれ・太神楽曲芸等が行われました。
特にメイン会場での、火縄銃の実演など大迫力のパフォーマンスは圧倒されました。また、太神楽曲芸の技の見事さに感心しました。
また多くの屋台も出て、秋晴れの中城下町一帯を舞台に繰り広げる秋の祭典を楽しみました!

                                                          
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大和の紅葉の名所「談山神社・長谷寺2024」

2024年11月23日 10時39分57秒 | 散歩
大和の紅葉の名所である「談山神社」と「長谷寺の紹介です。
〇奈良県桜井市にある「談山神社」は、645年の乙巳の変(大化改新)の中心人物である「藤原鎌足」を祀る神社です。本殿・拝殿などの華麗な社殿は、殆どが重要文化財です。また、日本唯一の木造十三重塔(重要文化財)は、藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって678年に建立されました。 現存の塔は、1532年の再建で木造十三重塔としては、世界唯一のものです。
「談山神社」は、明日香村にある石舞台古墳から車で約10分位の所にあり、近いこともあって新緑の春と紅葉の秋の時期には毎年訪れています。
今回は、11月19日に行きましたが紅葉はこれからのようでした。
でも、十三重塔辺りの紅葉はとても綺麗でした。
         

〇「長谷寺」は、奈良県桜井市初瀬にある真言宗豊山派総本山の寺です。。西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場として知られています。一年を通じ「花の寺」として親しまれています。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。また、『源氏物語』や『枕草子』などの古典の中でも記される歴史あるお寺です。明日香村から、車で約20分の所にあります。
こちらは、11月20日に行きましたがこちらも紅葉はこれからのようでした。
こちらは、本堂前の舞台からの景色がとても綺麗でした。
両方ともおそらく、11月下旬か上旬位が見ごろではないでしょうか?
大和ならではの秋の景色が見れる神社で、私のお気に入りの場所のひとつです!

           


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「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産への国内推薦候補(橿原市)(2)

2024年11月18日 20時27分07秒 | 散歩
奈良県にある「飛鳥・藤原の宮都」が、2024年9月9日(月曜日)に、国の文化審議会世界文化遺産部会において、世界文化遺産への国内推薦候補として選定されました。
今後、政府は9月末までに暫定版の推薦書をユネスコに提出し、ユネスコの諮問機関による事前審査を経て、早ければ2年後の世界遺産委員会で登録されるかどうかが決まります。
選定理由について、東アジアの古代国家形成期において、中央集権体制が誕生し成立した過程について、宮都の変遷から示すことができる唯一無二の資産だとして、顕著な普遍的な価値が認められるとしています。
「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県明日香村と橿原市、桜井市の6世紀末から8世紀初めにかけての飛鳥時代の文化財からなります。
明日香村の飛鳥宮跡や、極彩色の壁画が見つかった高松塚古墳、橿原市の藤原宮跡など22の文化財が構成資産として盛り込まれています。
今回は、橿原市(藤原宮跡・大和三山・本薬師寺
にある構成資産を紹介したいと思います。


〇藤原宮跡(橿原市醍醐町)と大和三山(橿原市)
藤原宮跡は、藤原京(694~710)の中心にあった宮殿・藤原宮のあったところです。持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都、藤原宮にはかつて、一辺約1キロメートルの中に大極殿や朝堂院といった国をあげての儀式や政治を行う施設や天皇の住まいである内裏などがあり、現在の皇居と国会議事堂、霞ヶ関の官庁街を合わせた性格を持っていました。藤原京が都であった期間は694年~710年の16年間ですが、その大きさは後の平城京や平安京を上回る規模ともいわれています。
大和三山に囲まれるように、日本で初めての本格的な都であった藤原京の藤原宮跡があります。
大和三山に囲まれた場所に宮を据え、中国・朝鮮の都城をモデルとして造られた、わが国最初で最大の本格的な都城です。
大和三山とは、香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山をいいます。古来より、神々が天下る山として神聖視され万葉集や古今和歌集など大和三山を詠んだ歌が多く残されています。

       

〇本薬師寺(橿原市城殿町 )
680年に天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈願して発願しました。天武天皇が亡くなり、その後持統天皇が引き継ぎ、698年にはほぼ完成したといわれています。 
 ここは当初の薬師寺があった場所で、平城京に造営された薬師寺に対して 本薬師寺跡と呼ばれています。金堂と東西両塔の基壇や礎石が残っています。

   
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「飛鳥・藤原の宮都」世界文化遺産への国内推薦候補(桜井市・橿原市)(1)

2024年11月11日 09時25分41秒 | 散歩
奈良県にある「飛鳥・藤原の宮都」が、2024年9月9日(月曜日)に、国の文化審議会世界文化遺産部会において、世界文化遺産への国内推薦候補として選定されました。
今後、政府は9月末までに暫定版の推薦書をユネスコに提出し、ユネスコの諮問機関による事前審査を経て、早ければ2年後の2026年に世界遺産委員会で登録されるかどうかが決まります。
選定理由について、東アジアの古代国家形成期において、中央集権体制が誕生し成立した過程について、宮都の変遷から示すことができる唯一無二の資産だとして、顕著な普遍的な価値が認められるとしています。
「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県明日香村と橿原市、桜井市の6世紀末から8世紀初めにかけての飛鳥時代の文化財からなります。
明日香村の飛鳥宮跡や、極彩色の壁画が見つかった高松塚古墳や橿原市の藤原宮跡など22の文化財が構成資産として盛り込まれています。
今回は、桜井市(山田寺)・橿原市(菖蒲池古墳)にある構成資産を紹介したいと思います。


〇山田寺(桜井市山田 )
641年、有力氏族である蘇我倉山田石川麻呂の発願による寺院です。
金堂、回廊の建立後、石川麻呂の失脚により造営は一時中断しますが、673年頃に再開され、塔や金堂が完成しました。
1982年には、倒壊した東面回廊がそのままの姿で発掘され、当時の建築様式を知る上で重要な資料となっています。
 飛鳥資料館において、東面回廊や 出土遺物を見ることができます。

       

〇菖蒲池古墳(橿原市菖蒲町) 
橿原市の南東部、明日香村との境界線付近に位置しています。横穴式石室を埋葬施設としており、石室部分が国の史跡に指定されています。
墳丘の形状は一辺約30メートル、二段築盛の方墳です。
 玄室内には2基の家形石棺が、石室主軸にあわせて縦一列に安置されています。2基の石棺は屋根部分の形状が極めて特徴的で、いずれも天井部分が棟飾り風に仕上げられています。石棺の内側には漆が塗られています。このような石棺は他に例がありません。
 玄室内は柵越しではありますが、現地で見ることが可能です。

       


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大和の花ごよみ「奈良県営馬見丘陵公園のダリア・2024」

2024年11月06日 14時28分53秒 | 散歩
奈良県香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る「奈良県営馬見丘陵公園」は、歴史と文化の遺産やすばらしい自然環境を県民の憩いの空間として、広く活用してもらうことを目的に整備された公園です。
北エリアの「ダリア園」では秋になると、約120品種1,000株のダリアが一斉に咲き誇ります。ややピーク(10月21日現在)は過ぎていましたが色々な種類のダリアが見事に咲いていました。
ダリアが見れる場所は、北駐車場近くの花見茶屋エリアです。久しぶりに見たダリアの花、とても綺麗でした。
また公園内では、秋の花々が咲き乱れていました。
この公園は無料で、秋の一日を楽しむことが出来る素敵な場所です。
大和での、私のお薦めのスポットのひとつです!

                 
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