泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

大和の夏風景「藤原宮跡の蓮花・2022」

2022年07月23日 08時29分51秒 | 散歩
奈良県橿原市にある、日本初の条坊制を用いた本格的都城「藤原京」の宮跡において、「蓮の花」が咲きました。今、見頃となっています。
今回は、大和の夏風景「藤原宮跡の蓮花・2022」を紹介したいと思います。
「藤原京」(694年~710年)は、飛鳥京の西北部、奈良県橿原市と明日香村にかかる地域にあった飛鳥時代の都城です。その中心部には、「藤原宮」がありました。天皇の住まいである内裏や、天皇が儀式が行われる大極殿等がある本格的な都でした。
 大極殿跡南東方向にある「蓮ゾーン」には、今年も可憐な「蓮の花」が咲きました。例年よりやや、花の数がやや少なかったようでした。
この場所は、大和三山の絶好の眺望スポットととして平成23年6月には「重要眺望景観」に指定されています。
大和三山を背景にした「蓮の花」は、古都奈良らしい夏の風景ですよ!
              
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飛鳥の「夏に咲く蓮の花・2022」

2022年07月18日 15時35分02秒 | 散歩
奈良県明日香村の夏は、数はすくないですが夏の花がところ所に咲いています。
今回は、飛鳥の「夏に咲く蓮の花・2022」を紹介したいと思います。
飛鳥寺近くにある蓮畑の蓮の花が、今とても綺麗です。
これは、鑑賞用の蓮畑ではなく蓮根を採取するために育てられている蓮畑ですが、白やピンク色の可憐な花を見ることができます。
「蓮の花」は、古来より日本において短歌や俳句で夏の季語として詠まれ、涼しさを呼ぶ夏の季節の代表的な水生植物として親しまれてきました。
飛鳥寺や橘寺を背景の「蓮の花」の景色は、飛鳥ならではの風景ですね!

   


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古代の予想される「飛鳥地域の道路網をブライズミ」(5)

2022年07月16日 08時58分13秒 | 歴史
奈良県の飛鳥地域の予想される道路を、古代に思いを馳せて研修で学んだ「古い道と遺跡を考える」の資料や文献資料を参考にしながら、たいした根拠もありませんが、何か痕跡が残ってはいないか探しながら「ブラタモリ」ならぬ「ブライズミ」をしてみました。
前回は、「飛鳥京に入る道路・その1」(奈良県橿原市)でした。
第5回目は、「飛鳥京に入る道路・その2」(奈良県明日香村)です。
〇飛鳥京に入る道路
古代の官道である下ツ道(紀路)(ほぼ現在の国道169号線に重なるようです)から飛鳥京に入る玄関口には、2か所あったと予想されます。
「飛鳥京に入る道路・その2」(奈良県明日香村)
・場所
下ツ道(紀路)(現在の近鉄飛鳥駅のやや北から東へ入る)ー「平田キタガワ遺跡」ー「野口大墓古墳(天武・持統陵)」の横ー「川原下の茶屋遺跡」ー「飛鳥の横大路」ー「飛鳥京」のエビノコ郭の西門
現在の近鉄飛鳥駅のやや北側から平田川沿いの道で、途中「野口大墓古墳(天武・持統陵)」の横を通って、飛鳥時代の交差点?とも言われる「川原下の茶屋遺跡」に通じる道です。
・痕跡
「下ツ道(紀路)から飛鳥京へ入る玄関口?」
飛鳥京へ入る玄関口と予想される場所には、江戸時代に造られた角柱型道標(1863年)があります。ここから東へ進むと「平田キタガワ遺跡」です。
〇「平田キタガワ遺跡」
古代の官道である下ツ道(紀路)から飛鳥に入る玄関口には、「平田キタガワ遺跡」という遺跡があります。飛鳥京(第Ⅲ期)に類似した石敷きや、石組護岸・敷石・石列などが発見されています。
この道筋は、南より「飛鳥京」に入っていく入口になると思われます。ここには、斉明朝時の「石神遺跡」のような迎賓館的な施設が建てられていたことが推測されています。ここで、外国からの使節団等が色々とおもてなしをうけたのでしょうか?
この道筋にも、地蔵型道標があります。

  

〇「川原下の茶屋遺跡は、飛鳥時代の交差点?」
痕跡1「川原下の茶屋遺跡」
この遺跡からは、飛鳥時代の交差点が検出されていて、数少ない道路跡の遺跡です。東西道は、道幅約12m・南北道は道幅約3mで側溝もみつかっています。ここから東側に行くと橘寺近くまで、直線的な道路になっています。こちらでは、「飛鳥の横大路」と呼んだりしています。

 

痕跡2「畔に残る古代の道路」
この道路は、川原寺の南門と橘寺の北門の間を通っているようです。田んぼの畔に、その痕跡が残っています。その場所に、明日香村内で一番高い「角柱型道標」が立っています。
このまま東に行くと、小さな橋がかかっておりまっすぐに行くと、「飛鳥京」のエビノコ郭の西門に突き当ります。

  

〇予想される「飛鳥京に入る道路」を散策してみて思ったこと!
予想される道には、要所要所に江戸時代からの道標が見受けられました。ひょうとしたら、古代からの道が延々と現代へと続いていたのではないかと思われました。
「飛鳥京に入る道路・その2(奈良県明日香村)の道跡に、迎賓館的な施設が建てられていたことが推測されるので、外国の使節団等が通った道だったのでしょうか
飛鳥京に入る玄関口には、2か所あったと予想されます。両方の道は、飛鳥時代の交差点?と呼ばれている「川原下の茶屋遺跡」に合流し、その後「飛鳥の横大路」を通って「飛鳥京」へと入京したと予想されます。
・明日香村に残る畔をよく見ると、飛鳥時代の痕跡が残っていることがわかります。

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風情溢れる大和の「おふさ観音風鈴まつり・2022」

2022年07月10日 09時32分28秒 | 散歩
大和の夏の風景を、紹介したいと思います。
今回は、風情溢れる大和の「おふさ観音風鈴まつり・2022」を紹介したいと思います。
奈良県橿原(かしはら)市にある「おふさ観音」は、江戸時代に土地の娘‟おふさ”さんがお堂を立てて、観音様を奉ったのが起源とされている高野山真言宗のお寺です。
「おふさ観音の風鈴まつり」(7月1日から8月31日)は、暑気払いのお祭りです。
今年は、傘等がオブジェに使われていて、いつもと違う風景を見ることができました。約2500個もの風鈴が鳴り響き、境内のいたるところに飾られています。
「おふさ観音の風鈴まつり」での楽しみは、もう一つあります。
境内の奥に、かき氷等をたべさせてくれる茶房があります。
風鈴の音を聴きながら食べるかき氷は、風情溢れる「大和の国」の夏を感じさせるひと時です! 

                      


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飛鳥の「夏の夕焼け・2022」

2022年07月06日 09時42分42秒 | 散歩
奈良県明日香村は、歴史と豊かな自然が息づく処です。「日本の原風景」であり、「日本人の心のふるさと」とも呼ばれています。
「原風景」のひとつに、棚田に映える「夕焼け」の景色があります。
今回は、飛鳥の「夏の夕焼け・2022」を紹介したいと思います。
飛鳥の魅力の一つに、歴史的な景観は勿論ですが、古代から残る豊かな自然です。水田に映る雲や山並みは何とも言えない懐かしい景色です。
また、棚田に映える夏の「夕焼け」の景色は見事です。
今回紹介するのスポットは、細川谷・坂田地区・飛鳥宮跡周辺等です。
飛鳥の「棚田に映える夕焼け」は、眺めているだけで時間を忘れさせてしまうほどの風景ですよ!

          
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