奈良県橿原市にある、日本初の条坊制を用いた本格的都城「藤原京」の宮跡において、「蓮の花」が咲きました。
大極殿跡南東方向にある「蓮ゾーン」には、今年も可憐な「蓮の花」が咲きました。7月中旬に見学に行きましたが、花の数がやや少なかったようでした。7月下旬から8月上旬が見頃かもしれませんね。
今回は、大和の夏風景「藤原宮跡の蓮花・2023」を紹介したいと思います。
「藤原京」(694年~710年)は、飛鳥京の西北部、奈良県橿原市と明日香村にかかる地域にあった飛鳥時代の都城です。その中心部には、「藤原宮」がありました。天皇の住まいである内裏や、天皇が儀式が行われる大極殿等がある本格的な都でした。
この場所は、大和三山の絶好の眺望スポットととして平成23年6月には「重要眺望景観」に指定されています。
春は菜の花、秋は秋桜と季節を感じさせる花々が楽しめます。
大和三山を背景にした「蓮の花」は、古都奈良らしい夏の風景ですよ!