奈良県天理市柳本町にある「長岳寺」は824年、淳和天皇の勅願で弘法大師が創建したと伝わっています。釜の口山という山号から、「釜の口のお大師さま」と呼ばれています。文化財が多く、鐘楼門、庫裡として使われている旧地蔵院、旧地蔵院本堂、また本尊の阿弥陀三尊などは重要文化財です。
境内では、12,000坪にわたって四季折々の花が美しく咲きます。
今回は、関西花の寺25ヶ所第19番霊場でもある「長岳寺」を紹介したいと思います。
境内12,000坪にわたって四季折々の花が美しく咲きます。ことに4月下旬から5月上旬に咲く平戸つつじ(約1000株)は圧巻です。
また、5月中旬から下旬にかけて本堂前の池に咲くかきつばたも水面にその清楚な姿を映し、とても見る人の心をなごませてくれます。
ちょうど、「平戸つつじ」や「かきつばた」が見頃です。
日本最古の官道として知られる「山の辺の道」沿いにある「長岳寺」は、「平戸つつじ」や「かきつばた」が見られるこの時期の風景が、特に好きです!