昨日紹介した2冊につづいて,博士論文の研究をベースとした本.
筆者の 池田信夫 先生 の経歴は,ちょっと興味深い.東大の経済卒,NHKの報道局等で勤務した後退職し, 慶應SFC 政策・メディア研究科に進み,博士課程を中退して, 国際大学GLOCOM の教授や, 経済産業研究所(RIETI) の上席研究員をへて,現在は,須磨国際学園 情報通信研究所 研究理事. ITNY & パートナーズ というコンサルティング会社のチーフ・エコノミストも務めている.
池田先生は,私とは専門分野が違うが,偶然にも私と同じ時期の今年のはじめに,慶応大学から「情報通信産業のアーキテクチャーについての研究」で,博士(政策・メディア)の学位を取得している.
本書は,その博士論文を加筆修正した単行本であり,インターネット時代のITのアーキテクチャと,組織,技術,情報の所有,通信政策,制度設計等について,「モジュール化」をキーワードとして,経済学的な視点から論じている.
元の博士論文の一部となったRIETI時代の論文にML上でコメントした関係で「はじめに」のおわりの方に私の名前もでている.
広い意味でのITと経済学,あるいは,ITのおける技術経営について興味のある方にオススメの一冊.
筆者の 池田信夫 先生 の経歴は,ちょっと興味深い.東大の経済卒,NHKの報道局等で勤務した後退職し, 慶應SFC 政策・メディア研究科に進み,博士課程を中退して, 国際大学GLOCOM の教授や, 経済産業研究所(RIETI) の上席研究員をへて,現在は,須磨国際学園 情報通信研究所 研究理事. ITNY & パートナーズ というコンサルティング会社のチーフ・エコノミストも務めている.
池田先生は,私とは専門分野が違うが,偶然にも私と同じ時期の今年のはじめに,慶応大学から「情報通信産業のアーキテクチャーについての研究」で,博士(政策・メディア)の学位を取得している.
本書は,その博士論文を加筆修正した単行本であり,インターネット時代のITのアーキテクチャと,組織,技術,情報の所有,通信政策,制度設計等について,「モジュール化」をキーワードとして,経済学的な視点から論じている.
元の博士論文の一部となったRIETI時代の論文にML上でコメントした関係で「はじめに」のおわりの方に私の名前もでている.
広い意味でのITと経済学,あるいは,ITのおける技術経営について興味のある方にオススメの一冊.
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