第2回目の講義の概要は以下のとおり.
偉人 アルキメデス
流体の物性
流体と個体
圧力と圧縮性
力と質量
密度と比重
小テスト
春の読書
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[偉人 アルキメデス]
今後の講義の中で,流体力学の歴史上の偉人についても,解説することにした.
第一回目は,浮力に関する「アルキメデスの原理」で知られる,アルキメデスを紹介した.
興味のある人は,是非,以下の参考サイトをよくみなおしてほしい.
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルキメデス
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルキメデスの原理
http://www.koshigaya.bunkyo.ac.jp/shiraish/sansuu00/15/shiryou15.htm
http://www.cs.drexel.edu/~crorres/Archimedes/contents.html
特に,最後のサイトは,イラスト等も豊富でとても勉強になる.(ただし,英文)
[流体の物性]
液体の物性について,教科書 pp.11-21 の範囲の内容について解説した.
欠席した者は,特に教科書の上記の部分を十分に自習するように.
[流体と固体]
物質の3つの形態はそれぞれ,
固体 (solid, Solide, Solide, 固体)
液体 (liquid, Flüssigkeit, Liquide, 液体)
気体 (gas, Gas, Gaz, 燃气)
※上記の表記は,日本語 (英,ドイツ語, フランス語, 中国語[簡体])
概ね 流体 == 液体 + 気体
普通は,流体とは思われないものでも流れている場合がある.例: マントル
[圧力と圧縮性]
圧力の定義,単位を復習しておこう.
空気は意外に重い,海水はとても重い.
大気圧や,海の深度に応じた圧力について,復習しよう.
流体の「圧縮性」と,音速とは密接な関係がある.
色々な物質の音速について,調べておこう.
[力と質量]
運動方程式を復習しておこう.
[密度と比重]
密度の定義を復習しておこう.
[小テスト]
出席票のかわりに,力学の初歩についての小テストを行った.
1 力と仕事
2 エネルギー(位置エネルギー,運動エネルギー,機械的エネルギー)
3 運動量,力積
4 角度の変化のある運動量(三角関数による成分の分解)
今後も,基礎的な事項を確認する小テストを行うので,各自自分で,再度問題を確認して復習しておくこと.
物理(特に力学)や数学の基礎的な復習が必要な者は,
「学習支援センター」 を積極的に活用するように.
物理が不得意な者は,改めて,高校の物理から復習すると良いだろう.
[春の読書]
以下はGW向けの推薦図書である.
流体現象の理解には,直感的なイメージが非常に重要である.
様々な流体現象について,非常に直感的に解説している.家庭でできる簡単な実験の例も豊富で楽しめる.
必須の宿題ではないが,出席,小テスト,宿題等,期末試験の得点等の不足が心配な者は,「流れの不思議」を購入して通読し,以下のレポートを提出すれば,普段点として加点する.
「流れの不思議」についてのレポート
流れの不思議を読んで,その概要と印象に残ったこと等を800文字程度レポート(A4ワープロ横書き)にまとめ,5/8 講義開始時に提出すること.
レポートのスタイルは以下のとおり.
学籍番号 学年 学科 氏名 提出年月日
レポートの題目
まえがきの文
本文
概要
印象に残ったこと
その他
あとがきの文
[次回]
5/1 は,講義があります.