医学や薬学は専門ではないが,父親を食道ガンで亡くしてから,ガン治療について色々勉強している.
昨年の5/5のblogでも,日本における抗ガン剤の実態について書かれた,平岩正樹先生の本を紹介した.
先週,友人の母上にガンが見つかったとの連絡があったが,たまたまその直後に,本書を店頭で見つけた.
通常の日本の抗ガン治療は,主に「奏功率」==ガン組織がどれくらい小さくなるか,に注目して選択されている.しかし,本来は,「生存期間中央値」==どれくらい長く生きられるか,すなわち,トータルでの延命性と,同時にQOL(生活の質)を重視して選択すべきであるというのが,本書筆者 梅澤 充先生 の主張である.
まだ,公的に認知されたエビデンスがあるあるわけではないが,実際の100例余の治療経験に基づく十分に説得力のある内容である.
ガン治療,特に,抗ガン剤の治療に興味のあるすべての方にオススメの一冊.
昨年の5/5のblogでも,日本における抗ガン剤の実態について書かれた,平岩正樹先生の本を紹介した.
先週,友人の母上にガンが見つかったとの連絡があったが,たまたまその直後に,本書を店頭で見つけた.
通常の日本の抗ガン治療は,主に「奏功率」==ガン組織がどれくらい小さくなるか,に注目して選択されている.しかし,本来は,「生存期間中央値」==どれくらい長く生きられるか,すなわち,トータルでの延命性と,同時にQOL(生活の質)を重視して選択すべきであるというのが,本書筆者 梅澤 充先生 の主張である.
まだ,公的に認知されたエビデンスがあるあるわけではないが,実際の100例余の治療経験に基づく十分に説得力のある内容である.
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間違いだらけの抗ガン剤治療―極少量の抗ガン剤と免疫力で長生きできる。梅澤 充ベストセラーズこのアイテムの詳細を見る |