Jazzママだより

愛犬Jazzのことや日々の生活のことを綴ります。

父が再び入院しました。

2023-11-30 19:52:08 | 日記
飲み込みができなくなった父は、9月末から8週間入院していました。
点滴のおかげで、脱水症状も少し良くなり、高栄養のゼリーも3回に1回ぐらいの頻度で飲み込めるほどになりました。
しかし、骨と皮ばかりでとてもホームに戻れる状態ではなかったのですが。(妹の談)

先々週、病院側から、特に今できる医療行為はないので、退院してほしいと言われました。
それだけ高齢者が多いということなのでしょうか。
なんと冷たい病院かと腹が立ちました。

そう簡単に次の受け入れ先が見つからず、すったもんだの末、以前いたホームにお願いして、また入所させてもらうことにしました。
ホーム側は、自動のエアーベッド(床ずれを防ぐため)や特別の車椅子をレンタルして対応してくれましたが、帰ってから3日間、何も喉を通らず、以前いた病院に再び入院になりました。
ホームに帰って、唯一良かったことは、母が父に会えたことだと思います。

再び入院したけれど、点滴の針を刺せる場所がなくて、足の付け根の太い静脈にカテーテルを入れて、24時間点滴になりました。
呼びかけたら、反応がある時とない時があって、完全に意識不明ではないようです。

妹からの電話を定期的に受けながら、、、。
私にできることは、痛くありませんように、苦しくありませんようにと祈るだけです。
急な帰国に備えて、スーツケースの用意もしました。

そんな父の様子を、随時、夫に話していると、今日とても興味深いことを教えてくれました。
オーストラリアでは、VADが合法化されたというのです。
スイスや北欧は、すでに合法化されているけど、アメリカやイギリスはまだのようです。
Voluntary Assisted Death(自発的な死への補助)

末期癌や難病の患者で、どう治療しても、あと3〜6ヶ月しか持たない患者は、2人の医者の証明書があれば、非常に強い睡眠薬をもらえます。
自分で逝こうと思う時に服用して、眠るように逝けるわけです。
あくまで本人が納得して死期を選べるのです。
癌になって、最後のターミナルケアを受けたくなければ、自分で選べるわけです。
ただし、強い鬱の症状が出ていたり、認知の症状が出ていたら、どうなるのかは、わかりません。
このVADが日本に受け入れられるかどうか?
臓器移植の時と同じで数十年かかるかもしれない。

夫が亡くなって一人になったら日本に帰ろうかと思っていたけど、
この制度があるのならオーストラリアに残ってもいいかと言う気持ちになりました。
でも、私は、父のように長生きせず、どこかでピンピンころりと逝くかもしれないしね。
先のことは、本当にわからない。



父は、遺言状に延命治療は望まないと書いてあったけど。
私と妹の結論は、できるだけのことをしようということでした。
夫は、管に繋いでいるのは、まるで拷問だから、外して逝かせてやれと言います。
でも、私たちには、できません。
西洋人と日本人の「死」に対する、また「死」に至るまでの考え方の違いに、悩みながら眠れない日が続いています。

父が苦しまないように、痛くないようにと心の中で祈ること。
今できるのは、それだけです。







私の誕生日 その2

2023-11-12 20:27:19 | 日記
誕生日第2弾!

近くのクラブに誕生日ランチに行きました。少し離れているけれどとてもリーズナブルなお値段なので。

集まってくれたのは、70代、80代のお友達。(なんと私が一番若い!)

こちらには、季節の行事とかお祭りとかあまりないので、お誕生日がとても大きな行事になります。

誕生日を毎年祝ってもらうような家庭に育ってないので、なんかド恥ずかしいのです。

食事の後、夫がバースデイケーキを用意してくれていたので、こそっとキャンドルを1本だけ立ててその火を吹き消したら、、、。

なんと「ハッピーバースデー」の歌の大合唱。(年寄りだけど声は大きい。)

隣のテーブルに座っている人も加わって、大きな声で歌ってくれました。

恥ずかしいのなんのって、テーブルに下に隠れたかった。

人のお誕生日は、平気なんだけど、自分の番になると恥ずかしい。

でも、お祝いしてもらえるだけありがたいと思いました。

そのうち、わたしたちのテーブルの後ろで、生の演奏、歌が始まり、食事の終わった人たちが踊り出して、楽しいランチになりました。

このおじさん、すごく歌がうまかった。



今日の料理。

ちょっとスパイシーなサーモンとカリフラワーの唐揚げ、マッシュポテト。



チキンブリアニじゃなくて シーフードブリアニ。




ビーフミートボール。



ポークのなんちゃら。





次の誕生日会は、12月初旬の義理娘の番。

しかし、彼女は今コロナでダウンしています。

回復すると思うけど、味覚が変わりませんように。






私の誕生日

2023-11-11 19:52:13 | 日記
今日は私の誕生日でした。

なんだか数ヶ月前に、誕生日だった気がする。

時間が経つのがはやすぎる。

確か佐藤綾子が「90歳、何がめでたい!」と言うようなタイトルの本を書いていたと思うけど、まさに「何が、めでたい!」の心境になりつつあります。

ここからどんどん坂道を転げ落ちるごとく歳をとっているのかと思うと、がっくり。

しかし、とりあえず元気でまた成長(?)できたと思うことにして、ポジティブ思考で暮らします。

今日は、夫が、花束を買ってくれました。



ディナーは、夜、遠くのレストランへ行く元気がないので、近所の居酒屋へ。

まず、生ビールで乾杯。


ソフトシェルクラブの唐揚げ。



サーモンと和牛ビーフのねぎま。



揚げ出し豆腐と白ごはん(ご飯は、私のため)



全て酒の肴系のものを注文したけど、これで満足。美味しかった!

久しぶりの生ビールもGood!

次の一年を、どう生きるか?と考え始めたけど、所詮思うようにはいかない。

とにかく健康に気をつけて、夫婦で近場で遊ぼうと思います。

Halloween

2023-11-02 13:50:44 | 日記
お隣の中学生の息子が、先日私に会うなり、
「Shibuyaに、ハロウィンの格好して行っちゃいけないんだってね。」と言うので、
「Shibuya? Shibuya? あぁ渋谷か。」

彼は、ニュースでこの情報を得たそうで、私もその夜ヤフーニュースで確認しました。
昨年、韓国で悲惨な事故があったから、渋谷が規制をかけて良かったと思いました。

個人的には、ハロウィンの仮装は、気持ち悪くて好きじゃない。
今の若い人は、面白いんだろうね。
ガザやウクライナで戦争をしていると言うのに。
日本もオーストラリアも平和だなあと思います。

散歩の途中に、どれくらいの家が飾り付けをしているか調べてみたけど、わずかでした。









ハロウィンの夜、お菓子を求めて保護者に連れられて、よそのお宅を訪問している子供の数は、うちの近所では10名弱。

飾りをつけた2軒の家のみを訪問していました。

元々オーストラリアのお祭りじゃないからか、あまりポピュラーではありません。

蜘蛛とか骸骨とか、飾りが気持ち悪いので、広まらなくてホッとしています。