一週間ほど前に、ガレージで巨大な蜘蛛を見つけました。
ハンツマンという蜘蛛で、毒はありません。
蜘蛛の巣は作らず、待ち伏せして、主に昆虫を食べます。(ゴキブリが大好物)
でも、いつも薄暗いところに隠れていて、夜行性です。
ヤモリや鳥に見つかると食べられてしまうのでね。
この大きさとグロテスクな外観で、見た人は、みんな「ぎゃー」と叫んで飛び上がる。
私も、2メートルぐらい飛び上がったよ。
足を広げると15センチくらいになるのです。
しかも動きがものすごく速い。捕まえるのは、至難の業。
数年前に、お隣さん(ルルの飼い主)が、夜遅くに電話してきました。
リビングに巨大な蜘蛛が出たから助けてほしいと。
殺虫スプレーとハエたたきを持って参上。
当時小学生だった娘と息子は、怖くて隣の部屋に避難しており、私たち大人が、(彼女の旦那は留守だった。)ソファーを動かしたり、テレビの後ろを見たり、本棚の中をチェックしたり、山のような洗濯物をチェックして大奮闘。
最後に見つけて、ハエたたきでばちん。私が仕留めました。
30分近くかかった記憶があるのです。
ガレージのハンツマンについて、夫は「放っておけ」というので、何もしていません。
というか、一人でガレージのガラクタの隅々まで探す気力と体力がありませーん。
毒はない。まあ益虫のようなものだからね。そのうち庭に逃げていくだろうと考えていたのです。
しかし、後日談あり。
ハンツマンの大冒険
一昨日、夫がシティーに用事があって、車で出かけました。
高速に乗って、ふとルームミラーを見ると、後ろのガラスに巨大な蜘蛛がへばり付いているではないですか。
007のジェームス ボンドのような気持ちになり、100キロぐらいにスピードをあげて振り落とそうと試みました。
シティーについて、後ろを見るといないので、ホッとして用事を済ませ、うちに帰りました。
ガレージについて、横を見るとなんと助手席の窓にへばり付いているのです。
写真を撮らねばと思い、携帯を構えたら、もういない。
今度は、運転席の窓ガラスにへばり付いていたのです。
あっという間に、バックミラーの隙間から膨らんだところにするりと入っていったそうです。
この写真は、助手席側のバックミラーだけどね。
運転席側のバックミラーが、ハンツマンのお家のようです。
ハンツマンの赤ちゃんがいっぱいできたら、困るんだよな。
強力な殺虫スモークをガレージで焚かなくてはと思っています。
ブリスベンは、亜熱帯なので、ヤモリ、噛みつきアリ、蛇、蜘蛛などなど。
いちいち気にしていたら生活できないのです。
私もずいぶんたくましくなりました!