連日、森会長の女性蔑視発言が世界をも賑わせていますが
披露宴に携わる私としては、とても複雑な心境になります。
披露宴では、新郎側を立てて、新婦側は一歩控えるという古典的なスタイルが未だにごく当たり前です。
ウエルカムスピーチは新郎が行い、
両家の代表謝辞は新郎父が行い、
新郎新婦の挨拶は、ほぼ新郎が担当します。
こちらから新婦様や新婦のお父様に挨拶を勧めても、ほとんどの方が遠慮されます。
例えば未だに「亭主関白」や「尻に敷かれる」などの言語も現役として生きてたりします。
Siriに叱られますね。きっと意味不明。
男性が前に立ち、女性は3歩下がっているスタイル。
ふと、中一の息子に
結婚した相手から「ご飯作って」と言われたらどうする?と聞くと
「右ストレートでパンチする」と即座に答えたので
これはなかなか根深いなと思ったりします。
そんな事言ってたらモテないよ、と言いつつ
息子のために、美味しい食事を用意してくれる人がいいなと思う自分もいます。
宇宙の事を考えるぐらい難しいとさえ思います。
遅れているニッポン。
美しきニッポンのスタイル。
とはいえ、ブライダルに携わるものとして、挨拶は新郎新婦二人でするとか、両家ともするのが常識ですと何か手を打つ必要があるのではと考えます。
クラブハウスで語り合えると良いんですかね。
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