名古屋の出張の夜。
「ご飯用意して待ってるよー」という言葉に甘えて、直子のお宅で晩御飯。
これが、もう、凄すぎて
ため息のアメアラシ‼️
名古屋の美空ひばり邸と呼ばれる豪邸に入ると
食卓にはもうすでに前菜の準備が美しく整ってて
そこからはもう怒涛の手料理が振る舞われるわけです。
話に夢中で写真撮れなかったのが痛恨のミスでしたが
前菜に出された、春を感じる菜の花のおひたしは、お出汁が絶妙で、新年を祝うゴマメはもちろん手作り。ふんわりと柔らかく、購入するそれとはまるで違うものです。温かいお吸い物は具沢山で、柔らかい白菜がトロリと甘みを感じさせ、さらに鶏肉、小さなお餅も入ってて、ここにも新年を感じるわけです。
一体何を入れたらこうなるの?といちいち聞いたものです。レシピちょーだいって。
さて、娘さん2人と会話をしている間もすぐにキッチンに立って次のお料理。
だし巻き卵は、その色や肌感がお寿司屋さんで出されるそれか?と上品な柔らかさと見事な味付け。
ビールに始まり、白ワイン、ハイボール、日本酒と、飲み物に合わせた手料理が次から次に出てくるわけです。
驚くべきは、まさかの「カラスミ‼️」手作り‼️絶品‼️
カラスミを家で作ろうなんていう発想。完成度が凄すぎて、日本酒がどんどん進んじゃう。
目の前に次から次に手料理のコース料理が運ばれ、せいろに炊き上がった炊き込みご飯も、まーホント素晴らしかったです。
桜茶が出され、
デザートも手作りですよ。グラスに入ったそれは何層にも重なった彩り、外で食べて美味しかったそれを再現しちゃってる。
もう、ため息と敗北感ですよ。
天才的お料理センス。
たまに席に座ったと思ったら、高校時代の面白話に、飲んでた強力炭酸水をブハーッと吹き出したり
まー、ほんと愛すべきキャラクターです。
手土産にと手作りのワンちゃんパンと三毛猫パンを持たせてくれて、さらに私が褒めちぎったカラスミまで持たせてくれました。
「おもてなし」とはこういうことよねと、
直子のパン教室が長きに渡って続き、たくさんの生徒さんが通われる所以を肌で感じつつ、
「割烹なおこ」の開店を切望し、次なる予約をすぐにでも入れたい気分で帰路につきました。
愛すべき、自慢の友達なのでした