今日はカレーを作ろう。
そう思い、じゃがいも・玉ねぎ・人参を切り、冷凍庫から
凍ったままの牛肉を力まかせに切り、お鍋で炒め始める。
そろそろお水をいれようかとした時、ふと包丁が目に入った。
するとなんと、包丁の中央付近の歯が大きく欠けていた。
綺麗な三角の形に欠けたのは、さっきカチカチの牛肉を
切った時に違いない。
こんな鋭利な破片がカレーに交じっていて、万が一口に入ったら大事件。
さりとて捨ててしまうのももったいないので、熱々の具をザルにあけ
あちちち・・・と言いながら慎重に破片を探してみる。
見つからず、シンクや足元やあらゆるところを探してみる。
でもどうしても見つからない。
どうしよう。
包丁の破片入りカレーなんて怖すぎる。
具材をフードカッターにかけてみる。
破片があれば「カタタタタ・・・」と音がするはず。
でも見当たらないので、結局、色付きのマッシュポテト状になった具で
カレーを作った。
でもな~~んか・・・心配は残り、ちびちびと確かめながら食しても
いまいち美味しくないですわな。
いまだ破片は見つからず。恐怖のキッチンは続くのだ。