両親と一緒に予定通り平戸へ旅行。
本来なら行き当たりばったりの旅が好きな私も、両親が
一緒となるとそういうわけにも行かず。
滞りなく旅行ができるようにと、ガイドブックを見まくり
道を調べに調べ、立ち寄る場所も綿密に計画した。
そしていよいよ実行の時。
向う途中に立ち寄った予定外のSAで、助手席のドアに鍵を
さして回したところ鍵が抜けなくなった。
いつもはリモコン使うのに、こんな時に限ってアナログにして
みたらこの始末。
スタンドのお兄さんもお手上げで、結局鍵をさしたまま
高速を走った。
かっこ悪さ満載
さらに微妙に怖くて次のSAで力任せに鍵を抜いた。
鍵山変形
その後、ロックがかかったままになってしまった助手席の
ドアはあかなくなってしまい、母は旅行の間、運転席から
助手席に移動することになった。
さらに平戸に向かうはずが、長崎に向かってしまった。
これはまずいと途中のインターから降りて、高速に乗り直したら
また同じ方向に乗ってしまい、目的地からさらに遠のいてしまった。
父と母はそんなマヌケな娘の行動を温かく見守り、行く予定じゃ
なかったところにまで行けたと喜んでくれた。
旅行の後半には、母は実に素早く運転席から助手席に移動できる
ようになった。
今になれば
旅行はとても楽しかったし、それなりに準備をしていた事も
無駄じゃなかったと思いたい。
でも私はツアーコンダクターには絶対になれないと確信した。