前回の続きです。
前回は、同じものだと思っていたモービルホイップが7MHz用と14MHz用だった、、というオチでしたが、無事にもう1本、7MHz用(HR7)を入手しました。
(余っていたホイップアンテナを活用するつもりが、逆にもう1本を購入することになって高いダイポールになってしまった・・・)
最新のHR7はステッカーの色や、コイル保護のヒシチューブの質感等が微妙に違っていましたが、全長や形状はまったく同じで一安心です。
今日は朝から小雨交じりのBFな天候でしたが、負けずに調整を開始しました。
2本とも、「HR7」になっていますよ。
まずは、先端エレメントを一番奥まで入れ、最短長さにしてSWRを測ってみます。
最短状態なのにバンド下限に底があり、7.00MHzでSWR=1.75位です。
ホイップ単体ではもっとバンドの上の方に同調していたので、バランとコネクタをつなぐリード線もアンテナになってしまっているようです。
同調点をもう少し上げたいのですが、ホイップ単体で垂直型として使用することも考えると、安易にエレメントを切断するわけには行きません。
普通は、まあこんなものと納得して、リグ内臓のアンテナチューナーで対応するのかもしれませんが、それでは面白くないので、SWRだけでも下げる方法を考えてみることにしました。
まず、RとXを調べてみます。
Rが90オームほどあり、LCマッチを試してみることにしました。
最初に、給電部にLを入れるLマッチを試してみました。
ワニ口付リード線を適当に丸めて、3種類のコイルを作って給電部に入れてみます。
一番、SWRが下がったのが赤いコイルでした。
SWRは1.0と完璧に下がりましたが、共振周波数が、50kHzも下がってしまいました。
これでは、ますますエレメントを切らなくてはならずBFです。
Lマッチを諦め、次はCマッチを試してみることにしました。
部品箱を探したら150pFのセラコンがあったのでとりあえず入れてみます。
おー、SWR=1.3まで下がりましたよ。共振周波数もほぼ変化なしです。
ここまでやったら、急に雨がひどくなったので、いったん撤収し、部屋でじっくり最適なコンデンサの値を計算することにしました。
エクセルを使って悪戦苦闘した結果、C=225pFが最適という結論になりました。
150pFでは、少し容量が足りなかったようです。
もう一度、部品箱を探してみたら、丁度良い220pFのコンデンサが見つかりました。
雨が止むのを待っていたら、外は真っ暗になってしまいました。
しかし、すぐにSWRを測ってみたくて、暗闇で作業をしました。
おー、SWR=1.05まで下がりましたよ。
7.02まで1.5以下ですので、CWならチューナー無しでも問題ないレベルです。
エレメントを切断しないですみました。
RXはこんな感じです。R=50オーム、X=0オーム、完璧です。
計算通りに事が運ぶと気持ちがいいですね。
さて、明日は久々に移動運用でもしようかな。
前回は、同じものだと思っていたモービルホイップが7MHz用と14MHz用だった、、というオチでしたが、無事にもう1本、7MHz用(HR7)を入手しました。
(余っていたホイップアンテナを活用するつもりが、逆にもう1本を購入することになって高いダイポールになってしまった・・・)
最新のHR7はステッカーの色や、コイル保護のヒシチューブの質感等が微妙に違っていましたが、全長や形状はまったく同じで一安心です。
今日は朝から小雨交じりのBFな天候でしたが、負けずに調整を開始しました。
2本とも、「HR7」になっていますよ。
まずは、先端エレメントを一番奥まで入れ、最短長さにしてSWRを測ってみます。
最短状態なのにバンド下限に底があり、7.00MHzでSWR=1.75位です。
ホイップ単体ではもっとバンドの上の方に同調していたので、バランとコネクタをつなぐリード線もアンテナになってしまっているようです。
同調点をもう少し上げたいのですが、ホイップ単体で垂直型として使用することも考えると、安易にエレメントを切断するわけには行きません。
普通は、まあこんなものと納得して、リグ内臓のアンテナチューナーで対応するのかもしれませんが、それでは面白くないので、SWRだけでも下げる方法を考えてみることにしました。
まず、RとXを調べてみます。
Rが90オームほどあり、LCマッチを試してみることにしました。
最初に、給電部にLを入れるLマッチを試してみました。
ワニ口付リード線を適当に丸めて、3種類のコイルを作って給電部に入れてみます。
一番、SWRが下がったのが赤いコイルでした。
SWRは1.0と完璧に下がりましたが、共振周波数が、50kHzも下がってしまいました。
これでは、ますますエレメントを切らなくてはならずBFです。
Lマッチを諦め、次はCマッチを試してみることにしました。
部品箱を探したら150pFのセラコンがあったのでとりあえず入れてみます。
おー、SWR=1.3まで下がりましたよ。共振周波数もほぼ変化なしです。
ここまでやったら、急に雨がひどくなったので、いったん撤収し、部屋でじっくり最適なコンデンサの値を計算することにしました。
エクセルを使って悪戦苦闘した結果、C=225pFが最適という結論になりました。
150pFでは、少し容量が足りなかったようです。
もう一度、部品箱を探してみたら、丁度良い220pFのコンデンサが見つかりました。
雨が止むのを待っていたら、外は真っ暗になってしまいました。
しかし、すぐにSWRを測ってみたくて、暗闇で作業をしました。
おー、SWR=1.05まで下がりましたよ。
7.02まで1.5以下ですので、CWならチューナー無しでも問題ないレベルです。
エレメントを切断しないですみました。
RXはこんな感じです。R=50オーム、X=0オーム、完璧です。
計算通りに事が運ぶと気持ちがいいですね。
さて、明日は久々に移動運用でもしようかな。
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