都政において長年行われてきた政党復活予算を次年度予算策定において行わないと知事が所信を表明。
これにカッコ付きであるが自民党都議団が抗議文を知事に渡した。
国政でもかつて復活折衝といって派閥の領袖の力により自分も含め子飼の子分の選挙区のため、
予算を如何に分捕るかが親分の軽重を図るものとして定着していた。
今は、無くなったようだ。
いずれにしても都議会自民党は今まで甘い汁を吸っていたのが突然目の前で取り上げられ
マジ切れで抗議となったようだ。
都政に限らず知事がどういう予算の組み方をするかは専権事項。
その予算案を議会で審議し、知事の真意を糺す。
それが一般的な自治のあり方だろう。
小池知事の点数稼ぎの側面もあるだろうが、一面では本来の姿にしようという点で評価できるのでは。
年明けに予算をめぐる議会が開かれるが、姑が嫁をイジメるような、或いは重箱の隅をつつくような
陰湿な苛めとも受け取られかねない対応では夏の選挙で都民からしっぺ返しを食うだけだろう。