昨日、都知事の定例記者会見。
オリンピック施設の見直しに触れた記者からの質問。
結果的に、大山鳴動して鼠一匹のように見えたが。
これに対し小池知事は気色ばんで、そういう質問は失礼じゃないですか、と、応酬。
如何なものでしょうか。
その後、経費を削減したと、自分の手柄のように。
じゃあ、宮城県へ行ったのは何だったのか。
宮城県知事もとんだところで役を振られて、それはないだろう。
横浜アリーナについては11月25日に当の横浜市から三点にわたり確認してきていた。
それについても、私が見たのは昨日のことでして・・・。
と、歯切れが悪い。
都の職員、なかんずく、近くにいるものから軽くあしらわれている証拠。
ホンボシかどうか判らず、豊洲の件で犯人を処分。
相変わらず、心の動揺を隠すような笑みではぐらかそうとしていた。
やっぱり、そういうことか。
昨日、ＮＨＫ北海道が制作した生番組。
ＪＲ北海道がこれ以上維持困難としている1200Ｋｍに及ぶ路線の廃止。
実に営業路線の約半分である。
沿線自治体からも存続の声が上がっている。
そんな中での番組。
途中から見たが、如何なものかと思った。
島田社長がパネルを見せて説明。
鉄道は線路・橋・トンネル・冬季の除雪などすべて自力で行っている。
バスはどうか。
バス停留所の設置ぐらい。
道路・トンネル・橋そして冬季の除雪などの維持管理は道路管理者が行っている、と。
とんでもない詭弁であろう。
鉄道線路を一般車両が通行できるだろうか。
鉄道事業として当然のこと。
困難な状況にあるからと言って引き合いに出すことは筋が違うのでは。
こういうことでは鉄道事業の経営者としての資質を問われる。
国鉄時代から赤字は政府によって喧伝されてきた。
民営化により国の支援でこれまで営業してきた。
それも底を尽き、相次いでローカル線を廃止。
本来業務である鉄道事業はすべて赤字と聞く。
災害に弱い、検査データの改ざんなど社員のモラルも問題になった。
極論を言えば、もう北海道の鉄道事業を廃止した方がいいのでは。
どの自治体も鉄道の面倒を見る余裕などない。
