12月といえばあの季節。
古い人間は、受け取り方はそれぞれ。
歴史的な研究の結果、本当の姿が見えるようになった。
そんな中で、NHKと民放で「忠臣蔵」が放送された。
NHKは諸田玲子原作をドラマ化。
民放は、古舘氏が現場中継という形で再現して見せた。
元禄という華やいだ時代に起きた事件。
浅野内匠頭が吉良上野介の命を奪っていればこの話は以後なかった。
歴史はうまくできている。
と言っては不謹慎か。
12月といえばあの季節。
古い人間は、受け取り方はそれぞれ。
歴史的な研究の結果、本当の姿が見えるようになった。
そんな中で、NHKと民放で「忠臣蔵」が放送された。
NHKは諸田玲子原作をドラマ化。
民放は、古舘氏が現場中継という形で再現して見せた。
元禄という華やいだ時代に起きた事件。
浅野内匠頭が吉良上野介の命を奪っていればこの話は以後なかった。
歴史はうまくできている。
と言っては不謹慎か。
プーチン来日に合わせて北方領土返還に進展があるのか、との報道がここ最近相次いでいる。
昨日、夕方のニュース。
北方領土返還運動を続けている元島民などの団体が安倍首相と懇談。
安倍首相は元島民の願いに応えるかのように言いながら、私たちの世代でこのことに終止符を打ちたいと。
さわりしか報道されなかったが、終止符ということは領土問題を今後ロシアとの間で持ち出さないということ。
関係者がどういう想いで受け止めたかは報じられなかった。
戦後レジームからの脱却という言葉と連動する言葉であろう。
地元の高校生が北方領土問題を風化させないと取り組んでいる姿が映された。
そこでのやり取り。
1855年日魯通好条約で択捉島と得撫島の間を国境とするとなっているよね、と。
歴史を紐解けば一目瞭然。
高校生がきちんと歴史的事実を学びながら取り組んでいる姿に感動した。
一部にはそういうことでは永久に領土返還はないという大人がいる。
高校生の取り組みに対して恥ずかしくないのか、と言いたい。
領土はロシアのものとして認め、平和条約締結をし、経済重視で進むのが政府のやり方。
うまい汁だけロシアに吸われてしまうだけ。
かつて、北洋サケ・マス漁業で高い金を旧ソ連に払い、若干領海に入ったとかで容赦なく拿捕。
長期間拘留されたあげく、賠償金を払い、船も水揚げも没収。
こういうことが繰り返された。
最近は、北洋から締め出された。
ロシアは資源枯渇を理由にしているが、別の考えがあってのこと。
こういう国と友好関係を結ぶとか、領土返還交渉にはそれなりの覚悟をもってあたらねばならない。
が、財界優先の内閣にその気など初めからない。
経済最優先。それも、結果的にどうなるか。
ロシアにいいとこ取りをされるのがオチでは。