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SiriusとAldebaranとPolaris

災害に弱い国土

2016-12-24 09:42:06 | 日記

災害に弱いというか、国として危機管理に杜撰というかいずれにしても認識に欠ける。

糸魚川市の大火。

折からの強風にあおられて150胸が灰燼に帰した。

 

阪神・淡路震災でも地震直後の火災で甚大な災害が起きた。

 

東日本大震災は言うまでもなく福島第一原発の破壊。

未だに廃炉の道筋ができていない。

廃炉に要する費用も当初見積もりからかなり上積みされ、電力自由化により新規参入した事業者

また、消費者に対する電力料金の値上げで賄おうとしている。

 

一方、当地のJR北海道ではどうか。

会社として維持困難な路線が全体の半数を占め、地元自治体に負担を求めるという。

どの自治体も余裕どころか赤字財政の中で青息吐息の状態。

国鉄からの民営化の時点、いや、国鉄時代から赤字は言われ続けていた。

 

8月の台風で線路が流され4カ月ぶりに再会された。

と思う間もなく雪のため運行中止となった。

 

空の玄関口の新千歳空港も欠航が相次ぎ今回の雪害で6000人が空港で一夜を明かす。

中には二泊を与儀された人もいる。

 

航空会社の儲けのため増便し、二分に一度の離発着がされているという超過密運行。

 

すべてで危機管理のなさが浮き彫りとなっている。

 

今後、東海・東南海地震の発生が想定される中で政府の対策はまことにお寒い限り。

TPPとか自衛隊の駆けつけ警護だとかにばかり目を向け国土の強靭化、危機管理の万全を図る議論はなおざりにされている。

 

 

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