ゑびす丸 大漁小言

陸前高田の釣り士、ゑびす丸の船頭ブログです。

考察2

2016-12-13 | 日記
さて、SPⅡとアレグロの手持ち感覚のちがいです。



このマルチパーミングシートなる(しかしロッドやリールの新技術の名称は長いな~)ですが、リールをセットした状態で
手のひら親指付け根付近のこんもりした部分でリールを保持しますね。
んで、人差し指をロッドに這わせ、中指でトリガーを握る。これで3点保持の完成。
この状態でシート後端が盛り上がってなだらかに傾斜してますから、リールハンドルに手の甲が当たらないわけです。
上図左下を見ると、そういう設計になってるのが一目ですね。



しかるに、SPⅡはリールシート形状が竿に乗っけただけだし、トリガーもくっ付けただけです。
当たるんですよね~ゴツゴツとリールハンドルに。ウザいんだな~!
おいらは右で持ちますから、小突き最中にはよく左手でハンドルを巻いたりしますが、当たるんですな。
ウザいんだ、全く。

この辺が、がまの竿つくりの限界なんだろうかな。
穂先と胴はなるほど凄いんだろうけれども、使用時の使用者の操作力やしっくり感などは意に介さないんだろう。
誰でも使える竿じゃないだよ。ってのが透けて見える。
操作できないなら使わなくて結構。ってさ、どんだけ上から目線だよ。

そんな御託は感じていても言わない人間性がなければ、がまの大会には出れませんよと言ってる感じ~
がまの大会参加資格に、愛用者、人格者、指導力とある。
小学生も参加できるようだが、そもそも人格を形成初途の小学生にどんな人格を求めているんだろう?

おいらは長らく学童野球の指導に携わったが、ジャッジに文句をつけるなと毎日言っていた。
子供なんて、自分の気に入らないことには直ぐ牙をむく。セーフと思ったのにアウト宣告されたら、ベンチでブ~垂れる。
箸が転んでも笑う思春期は相対に歯向かってくる。これは人格形成の途上で避けては通れない感情起伏だからです。
そんな子供に優れた人格を求めたところで、大人が煙草の吸殻を海に捨てたんでは、一体何の為の人格要求なんだ。

指導力に至ってはあなた、どこにどうやってそれを見出すんだ。野球部のキャプテンでもやってりゃいいのか?
推薦するがま契約店の人間はどんだけ優れてんだろうな?
おらの知ってる大船渡の某釣具店(無論、がま契約店)の親父は変態だぜ!
消防団をクビになった原因は、他所ん家の夫婦の行為を覗き見していたからなんだぜ!しかも何軒とさ。

その手の輩が優れた人格を見抜いて推薦できるんなら、おらは聖人君子だぞ。
高尚なお題目唱えるのもいいが、もっと現実を見なくちゃ。
本物の人格者なら、1度の釣行で100匹も釣らない。環境に配慮するマナー人なら家族で食べれる数しか上げない。

ま、おいらは自身を人格者なんて更々感じてないし、居る魚はみんな上げてしまえのスタイルだから、がまの大会になど
出る気は毛頭ないし、もらいもんの竿だからどうでもいんだけどさ。