本領発揮

強風吹きすさぶ十三浜。
育夫大会は予報通りのナレ風の中、１位上野君、３位悟船頭と本領を発揮。
いかなる天候、海況、船頭の中でも彼らは上手ですね。

１年ぶりの十三浜は、昨年同様上野君と、おちゃらけ大槌大工さんと同船。
なんと田中長一郎氏も私の反対舷での竿振り。
飛びぬけたのは３５枚での上野君、田中氏２２枚、大工さん２０枚。
おいらは１６枚と、ぶっちぎりの腕前です。

彼の隣では、がま漁礁大会でもお隣だったらしく、みんな持っていきやがったとガックシ。
いやいや岩手県人は容赦なくてスンマセン。
誤っておいたぞソウジ君。

感嘆しますね～彼には。
まあ、悟船頭も彼も前回の漁礁では散々な船頭でしたからね～

朝一発目に寄松天秤で不本意ながら５０弱のナメタがヒット。
触りたくもないのに、他の人に頼むわけにもいかず、これでもかとはさみで
握りこんでの針外し。
新調したウェア袖にナメタぬめりが付いてから、ヤル気マイナス１００ポインツ。

風が出始め底が取りづらくなってからは、三浦屋ロングにスイッチ。
そこそこ釣り始めるも、根かかりロスト。ヤル気マイナス１０００ポインツ。

ナレが本格的になってから、この船頭はトモ立するんでトモに陣取ったおいらの仕掛け
は前後左右に流れっぱなし。
ＯＫ～と投入するも、底着までに５ｍ流され、１０回も降れば５ｍ流され～
波はトモにぶつかって潮被り。ヤル気マイナス１０００００ポインツ！

っても、トップが同船した上野君では、これはもう自虐ネタにすぎませんね。
今回、鰈幻粋は鉛３０号で始めましたが、途中で４０号にスイッチ。
負けませんね～これも凄いと思いました。まあ。広田湾では２５か３０で良んですがね。

思うに、釣れない広田湾の状況が各大会に出る心境になったんですが、世の中は広いと
言っても、間近に彼らのような人間が居ることをラッキーと思いましょう。

釣れない状況が、兵どもを呼び込んでいることもまた、ラッキーです。
たかが釣りですが、それに思いをはせる人々が友となり、笑いの中で語り合う。
良い光景でした。

って、下手くそな自分を慰めんてんなや、ゑびす丸。
お前は、人格者じゃないんぞコラ！
くっそ～今週末は、引っ越しサボって５０マコで憂さ晴らしだ。

ゑびす丸家の皆さん、という訳で引っ越し頑張れや。あんたらのご主人は新宅なんぞ
目もくれずに、カレイ釣り三昧だ！