
2016バージョンのアレグロ&スティーレの使い初め
アレグロはまず軽さ感が半端ない。
子供のころ、古くなった繰り出し竿を分解して穂先だけでチカ釣りしたような感覚。
あの空洞感というか、手持ち感の薄さが蘇りました。
自重は全モデルよりも、なんと1g重くなってるのにです。
これはスティーレの軽さが多分に影響しているのでしょう。
スティーレの自重は150g、炎月は210g。
心して握ってないと喰った時に握りそこなってしまいそうです。
スティーレの軽さと手持ちの納まり感はとってもグット。
エキサイティングドラグサウンドシステム(長いな)のドラグキリキリ音もギャラリー受けバツグン。
が、ボディー部位の建付けに若干の、まあガタつきとまでではないが、?はありますな。
総じて、別の意味でやっちまったかな~ま、1回だけの釣行なんですがね。
慣れの問題でもなさそうな、釣り具としての希薄感は拭えない。
やっぱ、ある程度の重量がないと感覚として、これを使ってるぜ!的な満足感がない。
軽いバットでは打球は飛ばないし、軽い球質では本塁打を打たれてしまう。
事の本質は、やっぱ道具ではないんだろうか?

新型アレグロの穂先はシマノテクノロジーの粋であるTAFTECα。
柔いですね。やっぱりカワハギ竿ですなこれでは。
穂先のみでの誘いと集魚は理想的だが、巻き込み中の胴しなりは曲線とは程遠い。
考察するに、レインボー的な曲線しなりで吸収するというより、竿の材質自体そのものでパワーバットしているんでしょう。
見た目がどうも、やっちまっただな。
期待しすぎたな~H170のほうが良かったかもしれないな。旧モデルが良すぎただけにな~

もらいもんですが、がま船カレイ競技SPⅡ。
アレグロと違って、竿自体の強度感や穂先のしなりが全く違います。
アレグロがトキの柔の拳ならば、SPⅡは剛のラオウか!
触っただけですが、これもどうも期待薄な感じが~