ちょっと前とそのちょっと前のニコンの中堅コンデジである。
簡単に説明すると、Ｓ５１００の方は１２００万画素ＣＣＤ５倍ズ
ーム、Ｓ６８００の方は１６００万画素ＣＭＯＳ１２倍ズームでＷ
ｉＦｉ搭載。
型番の通り（とは限らないのがこの手の機種だけれど）Ｓ５１００
の方が古い。
Ｓ６８００の方はアメリカから新品を取り寄せた。
日本仕様にはない黒色である。
Ｓ５１００は近所のハードオフで１０００円だった。
１０００円は高いなぁと思ったが、傷もないし「一応みんな機能し
ますよ」と言うのでまあしょうがないかと買ってきた。
色が綺麗だったのと古いのでＣＣＤだからというのだけである。
全体的なデザインは似ているけれど、ちょっと違う。
レンズ周りはＳ６８００の方が金がかかっている感じだしボディデ
ザインはＳ５１００の方が手が込んでいる感じだ。
裏側は全く同じインターフェースで液晶画面の違いくらいだ。
液晶画面は勿論Ｓ５１００の方が比べ物にならないくらい「数値で
は」荒いのだが、コンデジの画面なんて何が写るかと言うのが分か
ればいいので別に問題はない。
これはデジタル一眼レフでもそうだが一枚撮る毎に拡大してピント
確認してゴソゴソやっているようではだめだ。
ピントなんか合っていて当然で、ＡＦでもＭＦでもファインダーで
見るし、いちいち確認なんかしないのだ。
だからコンデジなんかあらかた見えていればそれでいいので気にも
ならない。
さて使い勝手はと言うと、どちらも同じ、好きな方使えと言う感じ
である。
ＣＣＤとＣＭＯＳで好きな方で撮ればいいやと言う使い分けにして
いる。
ズームもまるでしないので関係ないし高感度もそれほど変わらない
のでまあ出色の好きな方をその都度手にする感じである。
ポッケに入れたり首から提げたりするのに丁度いいサイズなので、
外ではと言うか、何かちょこっとメモ的に撮るとかちょっとしたこ
とに使うのに丁度よいのだ。
充電がＵＳＢ充電だと言うのもこういうカメラではありがたい事で
仕事の合間に充電させておくとかモバブで充電とかできるので便利。
勿論ちょこっと頭を使って知恵をひねれば素晴らしくきれいな写真
も撮れるのだけれど、まあこういうのは普段チョコチョコ撮るのが
本来の目的だろうからそういう使い方でいいのだ。
これ以上大きくなると、例えばこれを撮ったカシオ計算機のＺＲ４
１００なんかになると、小さいのは小さくとももう一回り大きくな
るので、ポッケの中では邪魔になるしカバンの中が居場所と言う感
じになるのでこれくらいのがなかなかいい。
こんなの、と言っては失礼だがいくらスマホのカメラが凄くなろう
ともそれはスマホの画面の中で完結するからであって、この１００
０円のコンデジにも敵う事は絶対にありえないと言うのはちょっと
賢い人なら当たり前に知っていることで、嘘だと思うならこの１０
００円カメラの画像をスマホにカードリーダーで取り込むか、スマ
ホとカメラとで同じところを一緒に撮ってプリントして比べてみれ
ばいい。
まあ、そういう話はさておき、この手のカメラが少なくなってきて
やたらショボいかやたら高いかの両極端になってきてしまったコン
デジだが、コンデジはこれくらいのスペックの物が一番使い良いと
いう事であります。
本日の種：カシオ計算機ＺＲ４１００
