陣馬の恵

陣馬山麓から徒然記

アミタケの出汁浸し

2015-09-23 18:24:56 | 日記

市場に出回らない野生のキノコはたくさんあります。
中にはとても美味しいキノコがありますが、バサグレ(腐る)のが
早いキノコもあるので、流通しないモノも少なくありません。
アミタケは美味しいキノコですが、傘裏にキノコ蠅が卵を産むので、
傘裏にはウジムシがたくさん寄生しています。
キノコ虫は塩水に水没させると浮き出たり、浸透圧で死んでしまいますから、
キノコの処理として塩水処理するのはキノコ人の常識です。
アミタケは薄茶色のキノコですが、茹でると紫色に変わります。
ちょうど、黒い海藻ワカメを茹でると緑色に変わるような感じです。
塩水処理して、熱湯で湯煎して、水洗いを繰り返し、水気を切って、
昆布出汁に一晩漬ければ、美味しいアミタケの出汁浸しが出来上がります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする