正直言って、この研究がマスコミに大騒ぎされたとき、かなりの確率で森口君と同じようなことになると思っていました。
分化したリンパ球から万能細胞が作れるなんて、少なくとも20世紀の研究テーマですよね。
これが実現するなら、iPS細胞などの苦労は何だったのかという事になります。
Natureに投稿したときの査読反応も、当然同様のもので、泣いたと言っていますが、通常予想できるものでしょう。
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日本から、またノーベル賞研究者誕生とマスコミがわきましたが、論文への疑義が出されたようです。
それは、予想されることだったとは思います。
彼女のとった手法は、過去いくたの学者が試みた方法に過ぎず、これで万能細胞ができるのなら、もっと早く発見されたはずです。
今のところ、論文に掲載された写真についての疑惑のようですが、このうち1枚については、共同著者の山梨大教授がほぼ間違いを認めています。
こち . . . 本文を読む