クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

三宅川は蛇行して今に残る

2018年04月02日 20時57分49秒 | 日記
会場に着いたのが開場してから7、8分後。
300ぐらい準備された椅子席は、もう9割方埋まってます。
ふるさと意識に文化意識の高さ、いずれにしても人々の熱意が伝わってきます。

ここは、『石田泰弘 歴史講演会序説 三宅川ものがたり ~神々と仏たちの水回廊~』の会場。
先月17日(土)の稲沢市勤労福祉会館です。

石田さんは、愛西市佐織公民館長であり、織田信長の「勝幡城生誕説」が定説となった今、その道の有名人です。

『研究を始めるにあたり、まずは学説史の整理をする。』と言います。
『学説を並べてみる。問題点が出てくる。』
『より良い未来の構築には、こういった準備が大切です。』と、学問探求の肝を話されます。

今でも蛇行して流れる三宅川。
全国的にみても珍しい地勢といいます。

巨石の分布、そして国衙、国分寺などの主要施設、式内社。
川の流れと海岸線の遷移も絡めながら、『ミヤケ(屯倉、官家、御宅、屯家、屯宅、三家、三宅)』の役割を解き明かします。
コメント
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