思い出の建物が消えるのは、寂しいものです

昭和３７年９月竣工の名古屋市教育館が移転のため取り壊されるという。
５０年前の学生だった頃、他校の写真部の展覧会がよく行われ、何回も通った場所です。
工事は栄再開発の一環として行われ、数年後には景観がごろっと変わってしまうんでしょうね。
昔の思い出が消えていくようで、ちょっぴり寂しいものです。

信号待ちで読書タイムの紳士

今日、駅に向かう道を自転車で進む私の前方に、私と同年代でがっしりした体の紳士が姿勢よく歩いています。
右手の親指と人差し指に挟んで持っているのは文庫本。
文庫本にはシックな色合いの布のブックカバーがかかっています。
紳士は信号待ちで止まると、やおら文庫本を開き、読書タイム。
黒縁の眼鏡をかけて、白髪交じり、落ち着いたベージュのコートで身を包み、背中にはadidasのリュック。
リュックは袋部分が黒で、２本のベルは濃い海老茶色。
何から何まで様になってます。