クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

羽島市円空顕彰会主催の「夏休み市内円空仏見学会」が無事に開催

2023年08月14日 10時19分29秒 | 円空さん
3月31日の羽島市円空顕彰会理事会で正式に開催が決定した「夏休み市内円空仏見学会」。
羽島市内のN小学校の児童と、その保護者が参加対象で、以来準備を進め、8月6日(日)に計画通り無事に開催できました。

参加人数こそ、最大26人のキャパがあったのですが、定員には達せず19人の申込。その後、都合で4人が欠席となり当日は15人で、羽島市内の3ヶ所(長間薬師寺、金宝寺、中観音堂)の円空仏を見学しました。

住職、寺総代、堂守と、それぞれの円空仏に深くかかわってきた人の話は、小学生の心をとらえたようです。
話を聴く真剣な表情が、これまでの準備の気苦労を吹き飛ばしてくれました。

参加者には、3ヶ所27体の円空仏の写真を添えた資料を配り、実際の円空仏を見た時に感じたそれぞれの像の微笑み具合をチェックしてもらいました。
回答があった児童7名、保護者7名のそれぞれの平均は、次のようになり、円空仏の多くからは、やはり微笑みを感じるようです。
児童
 微笑んでいた   11.6体(43%)
 少し、微笑んでいた 7.7体(29%)
 微笑んでいない   3.9体(14%)
 怒っていた     1.9体(7%)
 未回答       2.0体(7%)
保護者
 微笑んでいた   12.1体(45%)
 少し、微笑んでいた 8.7体(32%)
 微笑んでいない   4.1体(15%)
 怒っていた     1.3体(5%)
 未回答       0.7体(3%)

参加者には、『円空仏が、なぜ微笑んでいるのか、あなたの考えはまとまりましたか。』とかなり大雑把な質問もしたのですが、こちらの回答は次のようなっています。児童、保護者それぞれ6名から回答がありました。
児童
 まとまった  5名
 まとまらない 1名
保護者
 まとまった  6名
 まとまらない 0名

具体的にどのようにまとまったのかはヒアリングをしていなく(突っ込みが足りなく、反省!)分かりませんが、参加者それぞれの思いの中で、円空仏の微笑みを理解する機会を、今回の見学会で提供できたことかと思います。

尚、この日8月6日は、連日続く猛暑日の中でも、やや曇りがち。
朝6時に起床時の室温が30.1℃もあったのにもかかわらず、途中300mの畦道を歩く時には、汗も出ず、雲さんに感謝感謝です。

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