クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

レモンを頂戴し、おはぎを頂戴し

2020年11月29日 21時44分18秒 | 写真
今日の午後、曇ってはいたのですが西の方を見れば、低い位置には青空が見えます。
きっと、晴れてくるだろうと、自転車でイチョウの黄葉が真っ盛りの祖父江町山崎へ向かいました。
途中から見事に陽射しが出て来て、黄葉が光り輝きます。

たまたま箒で道路にはみ出したイチョウの落葉を畑地内に戻し入れていたご婦人に、立派なイチョウの樹の年齢を尋ねると、『60年ぐらいじゃないかしら。主人が子供の頃に小さかったのを覚えているって言ってるから』とのご返事。
そのご婦人に、親切にもご自身のお家の周りの庭のイチョウの樹も案内していただきました。
パチパチと写真を撮っていると、今度はいつの間にか手に持っているレモンを差し出して、『どうぞ、まだ熟してないけど』と渡してくれます。ありがたく頂戴してきました。

この時のイチョウの樹のご婦人とのやりとりは、私の他に2人組も一緒でした。
その2人組とは、2台のカメラを持ち次から次へと被写体に狙いを定め時にはしゃがみ込んでシャッターを切る女性と、撮影する女性の後ろから見守る男性です。
どうやらご夫婦のようです。

「ご主人は撮影されないのですか?」
『ええ、僕は撮りません』
「奥さんが夢中になって撮ることもあるでしょうから、そんな時には、いやになってしまわないですか?」
『大丈夫です。(被写体という)美しいものを見てますから』

偉いですね。素晴らしい夫婦関係です。

その後入った喫茶店でも、見ず知らずのお客さんから、おはぎを頂戴し、幸せな一日となりました。


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