『お世話になってます』と親しげに言う電話の声

今日の午後２時過ぎ、我が家の電話のベルが鳴ります。
また、何かの勧誘だろうと思いつつも受話器を取り、「はい、○○○です。」

『もしもし。』
「（無言）」

『もしもし。』
ええい、名をなのれ！と思いつつ「もしもし。」

と次には、一呼吸おいて何やら親しげな声で『お世話になります。北海道の海産物の市場です。』
「北海道の海産物の市場にお世話をした覚えはありませんが。」

ガチャンと切れました。
一体、なんの用があって電話をかけてくるのやら。

ノウゼンカズラが咲いてます

もう１週間以上も前でしょうね。
今年もノウゼンカズラが咲きました。
オレンジ色の明るい花。
まだ梅雨の期間中ですが、今年も夏の到来を告げます。

いっぱい蚊に奉仕しました

右が５つで左が２つか。
なんの数かというと、今朝の草むしりで両手の袖口に蚊に食われた数。
手には軍手をしてますから、肌が出る袖口の狭い隙間が集中的に狙われます。
それにしても、蚊は、人間の左側より右側が好きなのかなと、呑気な疑問。

やれやれと思いつつ、シャワーを浴びるため服を脱ぐと鏡に映る尻の赤いこと。
映る向きを変えながら１つ２つと数えると、右の尻には８つ、左はなんと１４個もの蚊に食われた跡。
それも大きな島状で、隣同士がくっつくほど密集しています。
ズボンの上から針を差し込むなんて、さぞかし、蚊さんは今頃は満腹でその成果にご満悦なんでしょうね。

ところで、むき出しの顔には、左右１つずつの小さな跡しかありませんから、尻ってのは、こんなオジジのでもよほど美味しいのか。

【追記】しかしまぁ、これだけ蚊に食われても草むしりを続ける私は、かなりの鈍感オジジになったことよ。

前田青邨記念大賞入選作品の力強さ

総数は、過去の入賞作品（１７作品）を含め１１６作品。
縦、横、１１０ｃｍ内外の大きな作品が並んだ様は壮観です。
第８回前田青邨記念大賞入選作品展覧会の会場、昨日最終日の中津川市茄子川の東美濃ふれあいセンター・アリーナです。

力作揃いの中、私のお気に入りは。

瀧ヶ崎千鶴さんの『うつろい』。
画面上部は蔦でしょうか。
静かな、そして確実な力で絡みつく様が、静謐な空気感を生んでいます。

村上恵実さんの『ピリカ』。
やや斜めを向いた少女の半身像。
幼さの残る両手の表情を、そこはかとなくと見つめる眼差しが発する異様な光が、少女の内面を露わにしており、ぞくっとする描写です。

北島文人さんの『時の跡』。
お母さん魚でしょうか、左を向いた大きな魚が画面最上部を悠然と泳ぎます。
その下には子供の魚が右を向いて７匹。
下半分右に描かれた藻が、魚の動きと時間の流れを際立たせています。

和田明美さんの『存在』。
地面の上に迫り出した数多くの根っこが、心地よい力感を生み出しています。
根っこの絡みつく様には、共生の音色が響きます。

山川令湖さんの『棲みかの記憶』。
幻想的で素敵なシーンです。
三階建ての屋根を支える石達が、うっすらと描かれた鳩の力も借りて、いっぱいの思い出を語り続けています。

写真は、会場前を飾る八木麟太郎さんの『力を出しきり一つのかたまりになる』（部分）

寺居山の五百羅漢はイケメン揃い

中津川市のＪＲ駅美乃坂本から歩いて１２分ほどで寺居山の五百羅漢に着きます。
案内板によると『現在石仏１２９体、大半が享和年間（～１８０４年）頃までに寄進されたもの』とか。
大きな岩の上に鎮座する羅漢さんは、皆イケメン揃いで、中には目方誠さんにそっくりの羅漢も。
ということは、私にそっくりということなんですが。