『忖度(そんたく)』
9.国会において籠池氏に対する証人喚問が行われた。
⇒ 身の程を知って、身の丈に合った英語で表現する。徹底的に自分の知っている英語で戦う決意をすることだ。
『証人喚問』とは何か。
想像力を働かせる。(Give free rein to your imagination!)
『証人喚問』という日本語をいったん捨てて(!)イメージで考える。
証人喚問とは、まず大阪にいる籠池氏が上京して東京へ出向くこと。go to を用いて
・Mr. Kagoike goes to Tokyo. 過去の話なので
・Mr. Kagoike went to Tokyo.
どうしてか? 簡単に言うと、国会に呼ばれてのこと。国会とは政治家で構成されているので簡単に考えて、政治家 politicians. を使う。要するに証人喚問とは、政治家が渦中にある人から事情を聴くことである。簡単に言うと、政治家達が話(story)を聞きたい、として
Mr. Kagoike went to Tokyo. Because all the politicians wanted to hear his story.
聴きたいというより、聴く義務があるなら、必要があるということなので need にして
・Because all the politicians needed to hear his story.
なぜ証人喚問を行うのか? 真実が知りたいから。真実は truth である。証人喚問を行うのは、真実を知るためである。よって、
・Mr. Kagoike went to Tokyo. Because all the politicians wanted to know the truth.
証人喚問を行うということは、事情の説明を行うことである。説明 explain を使って
・Mr. Kagoike went to Tokyo and explained.
・Mr. Kagoike went to Tokyo and explained what really happened. (何が起きたか説明した)
・Mr. Kagoike went to Tokyo and explained what he knows (knew). (何を知っているか説明した)
どこでか、というと国会である。国会ということは言い換えると、政治家たちの前である。in front of (前)をつけて、
・Mr. Kagoike went to Tokyo and explained what he knows in front of politicians.
国会ということは国会中継である。中継とはテレビで観られるということである。
・Mr. Kagoike went to Tokyo and explained what he knows in front of politicians, and everybody was watching him (it) on TV.
国会という英語は通常 the Diet である。
・The Diet asked Mr. Kagoike to come to Tokyo and talk about what he knows.
いっそのこと『政府』government と言ってもいいだろう。厳密には国会は三権分立でいうと立法で、政府は行政府という区分けだと思うが、
・The government wanted Mr. Kagoike to come to Tokyo and asked him to talk.
政府(government) という単語は、もちろん上記にあるように、厳密には当然、国会と同義ではないだろう。しかしgovernment (政府)という単語は『権威』や『お上』のようなニュアンスを出すのに便利である。少し定義として曖昧であるが、要は『証人喚問』という日本語の意味を表現することが主目的である。細かい定義に拘泥して、主目的を忘れてはならない。
以上。
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