Coronavirus Crisis /コロナ禍
2. 室内の換気に注意する。
⇒ 換気というと、ズバリで言うと、ventilation という単語がある。英和辞典(ランダムハウス英和大辞典など)で、ventilate を見ると、最後に語源の説明があり、 L ventilo to blow, winnow (ventus wind) とある。
L=ラテン語由来の意で、最後に wind と書いてある。ventitale (ヴェンティレト)のventi (ヴェンティ)が wind (風)から来ているとわかる。そういうと、wind は、ドイツ語ではwind と書いて ヴィントと読み、似通っている。ventilate の関連語で、vent (通気口)がある。やはりこれも同じく wind (風)が由来である。
語源はさておき、英作に移る。
課題の『室内の換気に注意する』を考えたい。
換気するということは、何かを考える。
ventilate というような、難しい英語を知らなければ、言えないのだろうか。
実際の英会話の場面では、和英辞典やスマホに頼る時間はない。
手持ちの英語で、何とか切り抜けるしかない。
そのために考える。
さて、換気するために、何をするか。
窓を開けるだろう。
ということで
・Open the window.
新鮮な空気を入れるために、昔からすることは、窓を開けることである。
換気する=Open the window.
ventilate を知らなくても、少し考えたら言える。
他にも
換気が必要、ということは、具体的に言うと、新鮮な空気が必要だということなので、
・We need fresh air.
・Let's have some fresh air.
などでよいことになる。
換気扇は、a fan in the kitchen などと言うので、
・Turn on the fan in the kitchen. We need fresh air. などと言うのもよい。
ventilation を知らなくても、別に発想だけでも、英会話はできる。
『室内の換気に注意する。』注意する、という箇所を make sure でもつけて、
・We need to make sure we have enough fresh air in the room.
・We always need fresh air in the room. でもよいだろう。
・The room is well-ventilated(⇔poorly ventilated) という表現もある。(→教室の中上級者向け暗唱文『COVID(医療編)』にあり)
これを応用して
・The room should always be well-ventilated. と言ってもよい。
英語が上手くなるチャンスは、そこら中に転がっている。
テレビを観ながらでも、例えばニュースを見て、アナウンサーが言っている内容を、そのままでは訳すのは難しくても、上手く自分で内容を要約して、簡単にまとめれば、自分の知っている、習った英語で表現することができる。うまく要約することは、英作ひいては、英会話上達に欠かせない能力である。ちょっとしたことでも、自力で英語に直す習慣が身につけば、必ず英語は上達する。
練習すれば、必ず英語は上手くなる。
逆に言えば、練習しなければ、一切英語は上手くならない。
語学力は、正直である。
練習量が、ストレートに語学力に反映する。
練習は、質と量が問われる。即ち、何をどのように、どれだけするか、ということ。
過去は関係ない。今、どれくらい練習するかで、未来が決まる。
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