考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『盗作2(偽ブランド横行)』答と考え方

2015-09-13 17:01:32 | 英作 解答
【盗作】

2. 中国では偽ブランド品が横行している。

→『横行している』という言い方は、考えると3つに分類できる。

①sell (売っている)

横行しているということは、いろいろな店で怪しい偽ブランド品が売っているということ。


②there are many(たくさんある)

横行しているということは、数的にいうと沢山あるということ。


③We see. (見える、見られる)

偽ブランド品が横行しているということは、旅行者として行った際、我々がよく目にすることになる。


『偽』というのは、単語でいうと、fake にあたる。反対語は real 。このあたりの英語を使い、上記の分類を元に英作する。


・They sell fake items (things/ bags・・).

fakeな物品を売っている。この物品は、things でも具体的なカバンやら服でも何でもよい。具体に例を列挙した方が、イメージがわく。また売るといえば買う(buy)である。buy を使うと

・You buy many fake things there.

英作では、簡単に言えるために、よく考える必要があるが、論理的に考えるとは、必ず反対物を想定することでもある。売る→買う。捨てる→拾う。プラス→マイナス。陰→日向。男→女。子供→大人。この世は反対物があることによって存在する。万物流転を唱えたギリシャ哲学者ヘラクレイトス然り。ドイツ哲学者ヘーゲル然り。数多の哲人が一様に語るこの世の実相。物理的にも上があれば下がある。犬が西向きゃ尾は東。作用反作用。原因と結果。当たり前である。

何をくだくだしく言っているのか。単に英作だろう。いやいや。反対物を想定する理性による思惟というものが、簡単な英語で表現する時に効果てきめんなのである。見たまんま、頭に浮かんだまま英語にしようとする人が多すぎる。少しだけ考えるだけで、見えないものが見え、言えない物が言えるようになる。練習次第で。当ブログで行っていることは、最初から同じである。見方を変えることである。考え方を変えることである。年をとろうが体が動くまいが、考え方は自由に変えられる。

続ける。

They sell のあと、具体的な物品として、ブランドの代表的なものを挙げるのもよい。ルイヴィトンやらロレックス等なんでもよい。これは考え方でいうと、抽象→具体の関係である。

・They sell fake Louis Vuitton or maybe Rolex.


② There are many

・There are many fake Louis Vuitton or Rolex in China.

偽物=not real なので

・There are no real Louis Vuitton or Rolex in China.
と思い切って言ってしまうのも手。

言えない場合、極端に言うのも英語表現のテクニックである。


③ We see.

横行しているというと、相手のことでであるが、論理的思考の反対物の想定により、相手がいれば自分がいる(彼我)ので、私(達)の視点で考える。

・We see many fake brand items in China.

安いルイヴィトンといえば、安いわけがないのだから、偽物とわかる。

・We see many cheap Louis Vuitton in China.

極端に言うと、全部が偽物だとも言える。

・Everything is fake there.

逆に言うと

・Nothing is real.

ちょっと言い過ぎ。失礼。

以上。


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