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神と仏を初めて融合させた釈迦牟尼佛  【如来寿量品第十六】

2015年01月15日 13時29分31秒 | 生活・文化
私は時折、日蓮聖人のお話をしており、そして何度も申し上げておりますが、最
初に私が佛教に興味を覚え始めたたのは日蓮聖人の教えでした。
 
その頃も私は日蓮聖人こそ日本経済の源の現実を築いた人だと確信しておりまし
た。
何分、佛教を切り離して日本の仕組みはないものと思っていた私でしたので、そ
の礎となる日蓮聖人の考え方には大変圧倒されたものでした。
 
ところで日蓮聖人を学んでいくと、日蓮聖人は実際に釈迦とライバルを張り、戦
った人だったと解かってきたのでした。
実際に世界中に釈迦を勝ち取ってみせると公言した宗教家はかつて存在したでし
ょうか?
こういう日蓮聖人の勝負心はなかなか公開されず知る人も少ないと思いますが、
本当の日蓮聖人の生き様から学ぶものは人生、そして宗教とは戦いなのだという
真実が胸を打つのです。
 
ですから私自身、日蓮聖人を知らなければ法華経を紐解こうなんて到底思いもよ
りませんでしたし、釈迦の佛教戦略の凄まじさを目の当たりに感動することも生
涯にありえなかったでしょう。
 
佛教には男と男の戦いがあるのであり、戦いからすべてを読み通さなければなり
ません。
 
ところで、日蓮聖人は釈迦が初めて成仏した大昔よりさらに遥か久遠元初の昔に
すでに存在していた日本の佛だったと言っています。
この日蓮聖人からわかることは佛と神は別々のもので、神は佛にいずれ降参して
佛教を守護する存在になることを誓ったという考えの説法です。
 
これに対し、釈迦の佛法の考え方はどうやら佛と神との共存が連携されていて役
割分担があるということだと思うのです。
これは、この地球上、或いは宇宙全般を創った最初は神であることは聖書にも共
通した釈迦の考えがあるということです。
 
そして、おおよそ釈迦が実際に存在していた以前の佛教の考え方とは、神との融
合はほぼなかったものと思います。
つまり、それが日蓮聖人の主張する、釈迦よりもっと昔から居た佛の真実だった
のだと思うのです。
 
皆さんはどう思われますか?
佛と神は元々は違うものだったというのは釈迦も日蓮も共通していることだと思
います。
しかし、釈迦の場合は衆生に最初に善根を植えたのは神のなせる業だったと認め
ているところだと思うのです。
つまり、自然の大地や衆生を創ったのは神であり、その神の創った衆生をその根
本のままに生長させてあげなければ、神に対して幸せにはなれないと心配する釈
迦の慈悲なのだと思えますし、神と佛法を初めて融合させたのは釈迦だったと思
えるのです。

⇒ 壽命無量阿僧祇劫、常住にして 【如来寿量品第十六】(四十行~四十四行)


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