Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

Danny Paradise ワークショップ

2010-09-12 18:34:43 | 体験記(ワークショップ,レッスン他)
 今日からイスラエルは冬時間に戻り、日本との時差が7時間になりました。

 夏時間の最終日だった昨日、前回の記事で触れたダニー・パラダイス先生のワークショップに参加してきました。


 会場はテルアビブの中心地の一角。いつもは交通量が多く賑やかなテルアビブの街ですが、この日は安息日なのでひっそりと静まり返っていました。

 早めに到着したので3~4枚のマットが敷かれているだけで、会場となるスタジオ内はまだがらんとしています。
  

 マットを敷いて待っている間に、持参したノートに肩の故障のこと、今日の心身のコンディションの他に目標などを書き留めておきます。

 「心をオープンにしてひとつでも多くのことを学ぶ一日にする。」
 「人と自分を比べない。私は私。それでOK。」


 そうこうするうちにダニー先生の登場です。目が合うとニッコリとほほ笑みかけてくれました。
 真剣な表情で難しいアーサナをしている写真のイメージとは違う、とても柔和なその雰囲気に余計な緊張感はたちまちどこかへ去って行きました。
 

 
 はじめにヨガ哲学についてのディスカッションがありました。自然との調和、自己との対話など。

 私は全身を耳にして聞き入りました。
 ご自身の長年の経験が活きたお話は、やはり大変な説得力を持っています。 
 全く押しつけがましくないのに、聞く側に理解しようという姿勢を自然と促していく。
 こういう力を私も身につけたいものです。

 それからプラナヤーマ(=呼吸法)に移り、いくつかの呼吸法に取り組み、私は久しぶりに呼吸法の効果を体感。
 
 休憩を挟み、いよいよアーサナ(=ポーズ)の時間です。
 
 アシュタンガヨガの基本的なシークエンスをやるのだろうと思っていたら大間違い。最初の太陽礼拝からバリエーションのオンパレードです。


 ダニー先生は次から次へと私たちにチャレンジを与えます。そこに先生のユーモアと優しさがあるから、私たちはみな真剣だけれども、同時に楽しみながら挑むことができます。


 中にはやったことのないアーサナがいくつもあり、久しぶりに「ついていくのに必死」になりました。
 自分と誰かを比べる余裕なんてありません。今の私にできることをとにかくやってみる。
 ただそれだけです。
 できれば嬉しいし、できなくても「いつかできるようになりたい」と思うだけ。

 すごくシンプルな自分がそこにいました。



 私を含め、40人もの大人がみな夢中になった素敵な一日でした。






ナマステ&シャローム
Nozomi

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