Joy Yoga

中東イスラエルでの暮らしの中で、ヨガを通して出会う出来事あるいは想いなど。

夢のティーチャートレーニング

2010-10-03 17:57:28 | 体験記(ワークショップ,レッスン他)
 半年前からずっと心待ちにしていたデヴィッド・スウェンソン先生のティーチャートレーニングコースに参加してきました。
 
 コースは7日間にわたり全部で40時間。
 
 主にアシュタンガヨガのシークエンス(一連の流れ)とアーサナごとのアジャストメント(ポーズに対して行なう補助)を、たくさんの実践を交えて学ぶコースでした。

 コース初日、見知らぬ人々の中に入っていくのは何歳になっても緊張します。
 
 今回は肩や肘のケガを抱えながらの参加だったので、なんとなく漠然とした不安も同時に感じていたのですが、デヴィッド先生やそこで学ぶ人々と共に過ごしているうちにすっかり解消されていました。


 デヴィッド先生は本当にとても優しい方です。
 そして、ユーモアのセンスが抜群!
 
 ともすれば難しくなりがちなことを、噛み砕いて誰にでも分かりやすく、時に冗談や面白いエピソードを交えながら伝えるのがとにかく上手。

 ですから、コースに参加している最中、私は一度たりとも退屈だと感じることがありませんでした。


 私たちは一日に何度も先生の冗談で笑い合い、温かい言葉に励まされ、互いの繋がりを築きながら7日間を過ごしてきました。


 ヨガの指導者として身に着けておくべきスキルは言うまでもなく、そこに一人の人間としてどうあるべきかといった普遍的な定義が根底にあり、それがじわじわ~と心にしみ込んできて、思わずホロリとなる場面がいくつも…。

 

 今回、私が最も感銘を受けたのは、デヴィッド先生の私たち生徒に対する態度でした。

 先生は、誰が優れているとか、誰かが特別であるとかといった判断を抜きに、私たちの一人ひとりの存在を等しく認め、そして尊重してくれました。
 


 世界的に評価の高いデヴィッド先生のティーチャー・トレーニングですから、日本国内外から優れたヨギーが集います。
 そのレベルの高さに私はうっかり気後れしそうになりましたが、そんな私でもここにいて大丈夫なんだという絶対的な安心感がそこにはありました。
 

 そうこうするうちに、1週間はあっという間に過ぎて行き、先週の日曜日には無事に全員がコースを修了。

 7日前には見知らぬ者同士だった私たち。でも、最終日には互いに離れがたい仲間となり、それぞれが新たな志を胸に再びヨガの旅路へと戻っていきました。



 Happy journey.
 またいつかどこかで出会えることを願いつつ。


ナマステ&シャローム
Nozomi

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