あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

もうどうにでもなーれ

2012年01月12日 23時27分21秒 | 政治(野田政権)
 AAであるやん。

「もうどうにでもなーれ」

 ってやつ。今、あの心境である。
 下記の記事は、安住財務大臣への、ロイターの会見記事だ。
 中でも注目の発言は、なんといってもここである。

【ロイター】消費増税へ「身を燃焼し尽くす覚悟」、日本財政は楽観できない
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK070385820120112

<増税で消費が冷え込むことはない>


 あほ?

 かつて、『あの』三橋貴明氏のブログである「新世紀のビッグブラザーへ」のコメント欄にて、氏が

「どんな景気対策がいいと思いますか?コメント欄でみんなで考えてみてください」

 と言ったことがあった。小泉政権時代だっただろうか。
 その時一番印象に残っているのが、そのコメント欄でのど素人さんの意見で、

「消費税増税によるかけこみ需要」

 であった。
 消費税の増税は消費を冷やす。かつて橋本政権がそれを証明したではないか。
 最近はもう、かなり「増税は景気を停滞させる」という論調が増えているのに、こいつは何を言っているんだろう。

 流石、ガソリン備蓄を学校のプールとかでやろうとか言うだけの事はあるな。ジョークの可能性すらあると思っていたが…。
 心底、アホなんであろう。

 俺、こいつが早稲田卒で元NHK報道記者である事が信じられないのだけど。
 消費税増税のかけこみ需要で景気回復とか、ど素人丸出しだ。無知すぎる。


 もうね。俺は消費税増税でもなんでもやりゃーいいと思う。
 こいつらはどうせ、最早何もできない。鳩山政権発足当時、俺が一番恐れていた遡及不可能な売国法案成立連発はもうできない。
 なら、できるだけ数多くのダメな部分をさらけ出して、自滅してもらうべきだ。

 消費税増税確定後、どれだけ税収が減るのか、身をもって体験すればいい。
 まあどうせ、そこまで民主党政権は残ってないだろうけどな。

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世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)


自民、民主党と和解に向けて

2012年01月12日 01時43分05秒 | 政治(野田政権)
 昨日か今日だったか、産経新聞を電車内で読んでいると、

「自民党が軟化」

 なーんて記事が書いてあった。内容を読んでみると、谷垣総裁が強硬路線からややトーンダウンしたという話らしい。
 増税路線をひた走る野田内閣と、「消費税の増税が必要なのは共通認識なんだから」なんつー事をいう人が党内で少なくない人数いるからだってさ。

 アホだなぁと思う。

 人間っつーのはだな。破壊者を好むのである。要するに上手に仮想敵を作成するのが上手い奴が、人気のある政治家なのだ。

 今、自民党には「民主党」という万物の敵がいて、すごい有利ではないか。
 叩けばいくらでもホコリが落ちてくる連中なのだから、大げさなほどに叩いてやればいいのだ。
 ま、でも谷垣総裁に大しては、いつも思うがマスコミの悪意を感じるのだけどな。確かにトーンダウンとも取れる谷垣氏の発言が切り抜かれていたものの、あの程度でトーンダウンだけをデカデカと題字にされるとねぇ。
 あの「週刊こどもニュース」の池上彰氏ですら、谷垣総裁をあまり肯定的にとらえない。
 俺は、それは彼…谷垣総裁が調整型政治家だからではないかと考える。
 要するに、殴り返してこない子供を殴り続けるいじめっこの如く、谷垣総裁は叩いても殴り返してこないと思われているのだ。

 今は、調整型政治家なんて必要ない。
 少なくとも、それがウケる時代ではない。独裁者がウケる時代なのだ。
 橋下を見よ。バランスなんぞ考えずに突っ走った結果、誰も敵になりたくない状況にまで発展。結局、消極的味方ばかりにしてしまった。巨大な敵を消滅させてしまったのである。
 彼は、この後も「敵」を顕在化させては叩き続けるであろう。それが人気を継続する為の秘訣だと、よく知っているからだ。
 だいたい、バランスを考える事こそ、のちのちの火種となると思うぞ?盧武鉉とかいい例だ。

 だから、谷垣総裁では戦えないと、考える自民党諸氏の気持ちも、わからないではない。もっと民主党がやってる事を過激に叩くべきなんだよな。
 それで谷垣氏自身が叩かれるのであれば、谷垣氏自身を叩く連中を面罵してやればいいのだ。理屈が通っているならば、それをも支持を広げるチャンスである。
 どつかれるのを恐れてはいけないのである。

 …でも、政治家に多くのものを求める事は、基本的にないものねだりなのは、わかっておかねばならないとは思う。
 ここは日本。中国と朝鮮半島とアメリカのパワーゲームの場なのだから。力ある政治家で、日本の国益を本心から追求しているなんて人は、ほんの一握りなのである。またそうでない、中国朝鮮アメリカの代弁者が大半の世界なのだから。

 適当な妥協点を見出すためには、「亜保守」とか言われるような政治家も、必要なんだよ。

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