【近況報告】
実はここ数日、自宅猫が急性腎不全(不治の病)で大変な事になっていた。
病院につれてった時は既に末期で、匙を投げるかどうか、ギリギリのタイミングであった。結局、生存率3割の賭けに勝ち、猫が腎不全の慢性期に入って、小康状態になったので、ブログを再開する事にする。
正直、エントリをアップできるような心理状況ではなかった。
と、いうわけで近況報告は以上。
安倍総理を蹴落とせるタイミングはいつかというと。
そりゃもう当然ながら、選挙のタイミングである。
俺は特に、麻生政権の時の記憶が鮮明なんだけど、腹が立つほど効果的なマスコミの麻生叩きのネガキャン連発で、鳩山由紀夫やら菅直人の政権に対する批判・諫言は、世論によく響いていたように思う。
今、自民党は総裁選真っ只中である。
ご存知の通り、石破は今、とんでもない連中から応援されており、一部のマスコミからも熱烈に応援されている。
ごく一部の連中ではあるものの、その応援熱は凄まじい。一種の宗教を想起し、不気味なほどだ。
どうして、石破はここまで応援されるのだろう?
それは、今安倍総理を打倒し、リベラル政権を立ち上げる為にはもう、この道しかないからである。
野党は今、どんどん縮小していきつつある。
野党の重要な票田は、いわゆる「無党派層」なわけだけど。完全に無党派層に見放されつつある。「野党はリスク」なんて若者のインタビューが報道がなされるぐらいだから、さもありなんである。確実に日本人は、民主党政権で懲りている。
こうなるともう、日本型リベラルなマスコミは自民党内リベラルを応援し、改憲勢力を妨害するしかない。
今朝の産経新聞に、安倍総理と石破茂の憲法観の違いが記事になっていた。なんせ、安倍総理は今年秋の国会にて改憲案の提出をブチあげている。
一方、石破は護憲側に完全に回っている。
【時事】石破氏、秋の改憲案提出を批判=安倍首相の手法問題視-自民総裁選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081700760&g=pol
石破が防衛大臣だった頃、俺はそんなに悪印象ではなかったが、官僚の評判は最悪だったという話を、確か…「そこまで言って委員会」か何かで聞いたことがあるのだ。
なんでも、決断できない人であったとか。その内容を聞くと、如何にも石破らしい話であった。
要するに、石橋を叩くだけ叩いて、渡らずに石橋を叩き続ける人なんだそうで。
何かをしようとする時、過剰な程情報収集を部下に強いて、いくら情報を渡しても、「あの場合はどうなるんだ」「まだあの場合が考えられるだろう」と、延々と情報を要求し続けるとか。
俺も経験があるのだが、システムの改修にあたり、技術調査や影響調査なんかに大量の人件費をかけさせられ、ユーザーも納得したところで満を持して見積を提出しても、稟議が降りずに却下…を、万年繰り返させるユーザーなんかもいた。
まさに妖怪「万尾獅子(まんおじし)」
※ちと古いか…
▲万尾獅子「まだだ…まだその時ではない」
あれは疲弊するわ。システム屋として防衛省官僚に、同情を禁じえなかった。
俺は、決断力がない政治家は有害だと思っているのだけど、野党が死に体である現在、まさに必要なのは「時間稼ぎ」。
改憲がかかる現在を乗り切る事さえできれば、日本型リベラルなマスコミは、「まだ護憲側勢力にも逆転のチャンスはある。政治の振り子は日本型リベラルの方にも振れてくる!」と考えている。
実際、今の状況ですら、改憲に失敗するようであれば、改憲勢力的には大ピンチである。改憲のハードルはかくも高いものであったか…と落胆ムードが流れ、いくら野党側が激弱チームであっても関係なく、政権与党は悲願の改憲について、大幅な停滞を余儀されてしまう。
石破が気持ち悪いぐらい応援されている理由は、まさにこれであろう。
ついでに、総裁選で敗れた後、自民党内で急速に落ち目と化した石破を離党させ、もっと落ち目の野党のトップとして、日本型リベラル勢力の結集と増強を図ろうとしているのかもしれない。石破は改憲派でもありつつ、リベラルにもウケがいい。現在の野党にはもってこいの素材といえる。
だってそうだろ。確かにやつは長年の改憲派かもしれないが。万尾獅子タイプなわけだから。野党ももう、改憲機運を完膚なきまでに叩き潰すのは不可能だとわかっているわけだし。やりたい事は、改憲までの永遠の時間つぶしだ。
利害は、一致してるんだよね。
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実はここ数日、自宅猫が急性腎不全(不治の病)で大変な事になっていた。
病院につれてった時は既に末期で、匙を投げるかどうか、ギリギリのタイミングであった。結局、生存率3割の賭けに勝ち、猫が腎不全の慢性期に入って、小康状態になったので、ブログを再開する事にする。
正直、エントリをアップできるような心理状況ではなかった。
と、いうわけで近況報告は以上。
安倍総理を蹴落とせるタイミングはいつかというと。
そりゃもう当然ながら、選挙のタイミングである。
俺は特に、麻生政権の時の記憶が鮮明なんだけど、腹が立つほど効果的なマスコミの麻生叩きのネガキャン連発で、鳩山由紀夫やら菅直人の政権に対する批判・諫言は、世論によく響いていたように思う。
今、自民党は総裁選真っ只中である。
ご存知の通り、石破は今、とんでもない連中から応援されており、一部のマスコミからも熱烈に応援されている。
ごく一部の連中ではあるものの、その応援熱は凄まじい。一種の宗教を想起し、不気味なほどだ。
どうして、石破はここまで応援されるのだろう?
それは、今安倍総理を打倒し、リベラル政権を立ち上げる為にはもう、この道しかないからである。
野党は今、どんどん縮小していきつつある。
野党の重要な票田は、いわゆる「無党派層」なわけだけど。完全に無党派層に見放されつつある。「野党はリスク」なんて若者のインタビューが報道がなされるぐらいだから、さもありなんである。確実に日本人は、民主党政権で懲りている。
こうなるともう、日本型リベラルなマスコミは自民党内リベラルを応援し、改憲勢力を妨害するしかない。
今朝の産経新聞に、安倍総理と石破茂の憲法観の違いが記事になっていた。なんせ、安倍総理は今年秋の国会にて改憲案の提出をブチあげている。
一方、石破は護憲側に完全に回っている。
【時事】石破氏、秋の改憲案提出を批判=安倍首相の手法問題視-自民総裁選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081700760&g=pol
石破氏は、戦力不保持を規定した2項を削除する持論を改めて展開。「主権者の深い理解を得る最大限の努力が必要だ」と述べ、粘り強く実現を図るべきだと主張した。
石破が防衛大臣だった頃、俺はそんなに悪印象ではなかったが、官僚の評判は最悪だったという話を、確か…「そこまで言って委員会」か何かで聞いたことがあるのだ。
なんでも、決断できない人であったとか。その内容を聞くと、如何にも石破らしい話であった。
要するに、石橋を叩くだけ叩いて、渡らずに石橋を叩き続ける人なんだそうで。
何かをしようとする時、過剰な程情報収集を部下に強いて、いくら情報を渡しても、「あの場合はどうなるんだ」「まだあの場合が考えられるだろう」と、延々と情報を要求し続けるとか。
俺も経験があるのだが、システムの改修にあたり、技術調査や影響調査なんかに大量の人件費をかけさせられ、ユーザーも納得したところで満を持して見積を提出しても、稟議が降りずに却下…を、万年繰り返させるユーザーなんかもいた。
まさに妖怪「万尾獅子(まんおじし)」
※ちと古いか…
▲万尾獅子「まだだ…まだその時ではない」
あれは疲弊するわ。システム屋として防衛省官僚に、同情を禁じえなかった。
俺は、決断力がない政治家は有害だと思っているのだけど、野党が死に体である現在、まさに必要なのは「時間稼ぎ」。
改憲がかかる現在を乗り切る事さえできれば、日本型リベラルなマスコミは、「まだ護憲側勢力にも逆転のチャンスはある。政治の振り子は日本型リベラルの方にも振れてくる!」と考えている。
実際、今の状況ですら、改憲に失敗するようであれば、改憲勢力的には大ピンチである。改憲のハードルはかくも高いものであったか…と落胆ムードが流れ、いくら野党側が激弱チームであっても関係なく、政権与党は悲願の改憲について、大幅な停滞を余儀されてしまう。
石破が気持ち悪いぐらい応援されている理由は、まさにこれであろう。
ついでに、総裁選で敗れた後、自民党内で急速に落ち目と化した石破を離党させ、もっと落ち目の野党のトップとして、日本型リベラル勢力の結集と増強を図ろうとしているのかもしれない。石破は改憲派でもありつつ、リベラルにもウケがいい。現在の野党にはもってこいの素材といえる。
だってそうだろ。確かにやつは長年の改憲派かもしれないが。万尾獅子タイプなわけだから。野党ももう、改憲機運を完膚なきまでに叩き潰すのは不可能だとわかっているわけだし。やりたい事は、改憲までの永遠の時間つぶしだ。
利害は、一致してるんだよね。
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