今日の「痛いニュース」にて、下記のイギリスのゲーム誌「THE OFFICIAL XBOX MAGAZINE」の記事が紹介されていた。
「和RPGが変えなければならない7つのこと」
1:子供のキャラクターをパーティに加えるのをやめさせるべき
パーティに一人はいる、幼い子供のキャラクター。でも生きるか死ぬかのミッションに、9歳の子供を連れていくのはどうなの?
2:悪人はもっとクールに
90年代以前のような、記憶に残るような悪役がいない。誰だって魅力のないケチな悪役なんかと対立したくはない。
3:装備を変えたら外見も変わるべき
せっかくすばらしい防具を手に入れて装備しても、彼らが着ているのはいつも同じ服。主人公たちが成長している実感がない。
4:もっとまともな声優を
日本語のオリジナル音声に比べて、吹き替え声優がチープ。
5:ムービーシーンであっさり死ぬキャラクター
ほんのちょっと前までは華麗に銃弾をかわし、巨大なモンスターを翻弄していたキャラクターを、ムービーシーンで突然殺すのはやめてほしい。
6:もっとダンジョンにパズル要素を
「ゼルダの伝説」のように、ダンジョンではもっと頭を使わせてほしい。単にザコとのランダムバトルでイライラさせられるだけのダンジョンにはうんざり。
7:ヒーローにも悪の側面を
私たちが見たいのはもっと複雑で、深みのあるストーリー。世界はそうはっきりと白黒に塗り分けられるものではないし、時には世界を破壊するようなヒーローも必要では?
ちなみに、俺が最も最近やったRPGは「闘神都市3」である。はっはっは。昨年末に発売された、アリスソフトというメーカーのエロゲだ。
一般ユーザ向けで最後にやったのは、任天堂の「ルッピーランド」かな。その前が「ドラクエモンスターズジョーカー」、「ゼルダの伝説夢幻の砂時計」。昨年から今年にかけてやったRPGはそんなとこ。
…おお。結構いろんなのやってるなぁ。忙しい忙しい言いながら。
以上を踏まえた上で、この海外ゲーム誌の日本RPG批評を、俺なりに評価してみようと思う。
1.子供キャラをパーティに入れるのはあかんやろ?
却下。単にイギリスの精神年齢が日本より高いだけだ。ネバーエンディングストーリーや、ピーターパン、グーニーズ等、子供の戦闘力が大人を圧倒する話は多数存在する。RPGは戦争物みたいなのばかりではない。単に物語の可能性の幅を狭めるだけだろう。
2.悪人はもっとクールに
悪は悪の悲哀を。まあ最もな話だな。でも和RPGにそれがないとは思わないな。2000年以降のRPG有名どころで言えば、FF10のラスボスとか、なかなかクールだろう。むしろ海外で評価されている「ゼルダ」シリーズとかの方が、ラスボスが典型的悪役だ。
じゃあ逆に聞くが、寡聞にして知らないのだが、洋RPGのラスボスはカッケーのか?ディアブロぐらいしか知らんけど。
3.装備を変えたら外見も変わるべき
…まあこれは、それに越したことはないとは思う。
これやるぐらいなら、もっと他の事を充実させるべきゲームが山ほどあるんだよという言い訳は簡単だが。
4.もっとまともな声優を
無理。日本の声優充実度は異常。むしろ字幕にすべき。
5.ムービーシーンであっさり死ぬキャラ
今のムービー偏重は確かにどうかと思う。ゲーム性を重視しろという意見なんであれば賛成。
6.もっとダンジョンにパズル要素を
まあ典型的「お買い物」RPGが多いのは確かだが…。これも皆無ではないし、それが評価されているRPGも多数あるだろ。
7.ヒーローに悪の側面を
もちろんだが、悪の側面のあるゲームがないわけではなかろう。俺が一番最近やった「ルッピーランド」なんて、銭が全てのRPGだぜ。それとも全てのRPGのヒーローに悪の側面をとか、バカな事をゆってるのかこのイギリスのゲーム誌。
結論。
洋RPGの代表格として、リアルタイムアクションRPGが意識にありすぎ。和RPGにおいて、キャラのリアル度はむしろ雑音に近いものが多い。根本がファンタジーか戦争かの差だと思うな。これは。
なら、むしろ軍隊ではなく少数精鋭で世界を滅ぼすほどの強敵にあたる方が非現実的だ。戦力1名の筋肉の差などアホらしいと思わないか。
それと、日本のRPGなんて、風呂敷膨らませすぎ。FF追随ゲームばかりだと思っている段階で、既に日本のRPGの全貌が見えていない。
日本のRPGを語るのであれば、翻訳販売されていない国内オンリーのゲームで、
・2000年以降限定で
・その記者の好みを確認した上で、
・日本のホンマモンのオタクがチョイスしたゲーム
をやらせてみやがれってんだ。どんなけ数があると思っている。日本語を勉強しろ。話はそれからだ。
「Japain」が聞いて呆れるぜイギリス。さっさと経済崩壊してしまえ。
個人的には、サブカルチャー部門は資金面の改革を除いて、国策とすべきではない。よって海外でウケる必要すら存在しない。
海外の連中が、僅かに日本から漏れ出た僅かなゲームで全てを知ったかの如く語るんじゃねぇ。
ま、「XBOXから発売されている日本のRPGが、イギリス国民に受けるにはどうしたらいいか」なら、許してやらないでもない。つーか正論だろう。
ある程度のローカライズは必要だが、俺は日本人にその情熱はないと見ている。だから日本産AGC(アニメ・ゲーム・コミック)は、楽しめる人だけが楽しめばいいのだ。
この世界ぐらい、国内マーケティング第1主義なものは珍しいだろう。こんなものまでグローバル化してはいかんと、個人的には思っている。
「和RPGが変えなければならない7つのこと」
1:子供のキャラクターをパーティに加えるのをやめさせるべき
パーティに一人はいる、幼い子供のキャラクター。でも生きるか死ぬかのミッションに、9歳の子供を連れていくのはどうなの?
2:悪人はもっとクールに
90年代以前のような、記憶に残るような悪役がいない。誰だって魅力のないケチな悪役なんかと対立したくはない。
3:装備を変えたら外見も変わるべき
せっかくすばらしい防具を手に入れて装備しても、彼らが着ているのはいつも同じ服。主人公たちが成長している実感がない。
4:もっとまともな声優を
日本語のオリジナル音声に比べて、吹き替え声優がチープ。
5:ムービーシーンであっさり死ぬキャラクター
ほんのちょっと前までは華麗に銃弾をかわし、巨大なモンスターを翻弄していたキャラクターを、ムービーシーンで突然殺すのはやめてほしい。
6:もっとダンジョンにパズル要素を
「ゼルダの伝説」のように、ダンジョンではもっと頭を使わせてほしい。単にザコとのランダムバトルでイライラさせられるだけのダンジョンにはうんざり。
7:ヒーローにも悪の側面を
私たちが見たいのはもっと複雑で、深みのあるストーリー。世界はそうはっきりと白黒に塗り分けられるものではないし、時には世界を破壊するようなヒーローも必要では?
ちなみに、俺が最も最近やったRPGは「闘神都市3」である。はっはっは。昨年末に発売された、アリスソフトというメーカーのエロゲだ。
一般ユーザ向けで最後にやったのは、任天堂の「ルッピーランド」かな。その前が「ドラクエモンスターズジョーカー」、「ゼルダの伝説夢幻の砂時計」。昨年から今年にかけてやったRPGはそんなとこ。
…おお。結構いろんなのやってるなぁ。忙しい忙しい言いながら。
以上を踏まえた上で、この海外ゲーム誌の日本RPG批評を、俺なりに評価してみようと思う。
1.子供キャラをパーティに入れるのはあかんやろ?
却下。単にイギリスの精神年齢が日本より高いだけだ。ネバーエンディングストーリーや、ピーターパン、グーニーズ等、子供の戦闘力が大人を圧倒する話は多数存在する。RPGは戦争物みたいなのばかりではない。単に物語の可能性の幅を狭めるだけだろう。
2.悪人はもっとクールに
悪は悪の悲哀を。まあ最もな話だな。でも和RPGにそれがないとは思わないな。2000年以降のRPG有名どころで言えば、FF10のラスボスとか、なかなかクールだろう。むしろ海外で評価されている「ゼルダ」シリーズとかの方が、ラスボスが典型的悪役だ。
じゃあ逆に聞くが、寡聞にして知らないのだが、洋RPGのラスボスはカッケーのか?ディアブロぐらいしか知らんけど。
3.装備を変えたら外見も変わるべき
…まあこれは、それに越したことはないとは思う。
これやるぐらいなら、もっと他の事を充実させるべきゲームが山ほどあるんだよという言い訳は簡単だが。
4.もっとまともな声優を
無理。日本の声優充実度は異常。むしろ字幕にすべき。
5.ムービーシーンであっさり死ぬキャラ
今のムービー偏重は確かにどうかと思う。ゲーム性を重視しろという意見なんであれば賛成。
6.もっとダンジョンにパズル要素を
まあ典型的「お買い物」RPGが多いのは確かだが…。これも皆無ではないし、それが評価されているRPGも多数あるだろ。
7.ヒーローに悪の側面を
もちろんだが、悪の側面のあるゲームがないわけではなかろう。俺が一番最近やった「ルッピーランド」なんて、銭が全てのRPGだぜ。それとも全てのRPGのヒーローに悪の側面をとか、バカな事をゆってるのかこのイギリスのゲーム誌。
結論。
洋RPGの代表格として、リアルタイムアクションRPGが意識にありすぎ。和RPGにおいて、キャラのリアル度はむしろ雑音に近いものが多い。根本がファンタジーか戦争かの差だと思うな。これは。
なら、むしろ軍隊ではなく少数精鋭で世界を滅ぼすほどの強敵にあたる方が非現実的だ。戦力1名の筋肉の差などアホらしいと思わないか。
それと、日本のRPGなんて、風呂敷膨らませすぎ。FF追随ゲームばかりだと思っている段階で、既に日本のRPGの全貌が見えていない。
日本のRPGを語るのであれば、翻訳販売されていない国内オンリーのゲームで、
・2000年以降限定で
・その記者の好みを確認した上で、
・日本のホンマモンのオタクがチョイスしたゲーム
をやらせてみやがれってんだ。どんなけ数があると思っている。日本語を勉強しろ。話はそれからだ。
「Japain」が聞いて呆れるぜイギリス。さっさと経済崩壊してしまえ。
個人的には、サブカルチャー部門は資金面の改革を除いて、国策とすべきではない。よって海外でウケる必要すら存在しない。
海外の連中が、僅かに日本から漏れ出た僅かなゲームで全てを知ったかの如く語るんじゃねぇ。
ま、「XBOXから発売されている日本のRPGが、イギリス国民に受けるにはどうしたらいいか」なら、許してやらないでもない。つーか正論だろう。
ある程度のローカライズは必要だが、俺は日本人にその情熱はないと見ている。だから日本産AGC(アニメ・ゲーム・コミック)は、楽しめる人だけが楽しめばいいのだ。
この世界ぐらい、国内マーケティング第1主義なものは珍しいだろう。こんなものまでグローバル化してはいかんと、個人的には思っている。
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