【産経】民進党はなぜ全力で袋小路に突っ込むのか!? 現実的な安保政策から「左」旋回する党幹部たちの不思議…
http://www.sankei.com/premium/news/160426/prm1604260002-n1.html
いやあ。ちっとも不思議じゃないだろ。
それが、記事タイトルを見た瞬間の、俺の感想である。昨日のエントリテーマとも若干被っているので丁度いいわ。
実際、本文を読んでみると、記者にこの不思議は理解できていない。いや、理解できていない事が類推できるとかいうレベルではなく、記者自身が「理解できない」と呆れて呟いているかのような記事の進行なのである。
俺は、多分ちゃんと民進党が袋小路に全力で突っ込んでいる理由を理解している。自分の立てた仮説でそれに納得している。彼らには彼らの合理的理由があるのである。
それが、昨日のエントリの通りなのだ。「こうしないと支持者が離れてしまうに違いない」という恐怖が、そうさせている。
【拙・参考】ウチの安倍の評価度合い
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/8a5ddc4146c206109d9a455b46c415c5
かつて、民主党がなぜ頭角を現してしまったのかというと。前原や長島、細野や西村といった、「保守寄せパンダ」が保守層の取り込みに成功したからである。まあ、実質的にはマスコミの誘導で、いわゆるB層の取り込みに成功した、小泉劇場にあやかった結果なのだが。保守層取り込み成功は、「誰でも支持できる」という下敷き作りに。「安心感」の熟成に貢献したのだ。
▲(左から)前原誠司、長島昭久、細野豪志、西村眞悟。全部民主党出身の保守
で、民主党はご存知の通り、その後大敗する。
それは「こいつらに任せると国体が危うい」という危機感が招いた結果で、安心感が喪失したわけだ。そうなると当然、保守層はもう見向きもしない。
すると、こいつらの支持層はもう売国左翼しか残っていなかったのである。民主党の国体破壊政策を支持するのは、そいつらしかいないからだ。
つくづく、選挙の洗礼というものは恐ろしい。民主党は、自分達が売国左翼にしか支持されていない事を今やよく判っている。それゆえに、そいつらが支持する政策を柱から外せなくなったのである。
そんな事はだから、民進党自身もわかっているのである。故に、連中がとれる手段は1つだけ。それは、売国左翼勢力の再興。
この茨のルートしか、彼らには残されてなかったのだ。実に、本当に判りやすい。
これが言えたのは、当時の民主党が保守層からも支持を受けていた証左なわけだ。
彼らからの支持が絶無になったが故、そこに配慮する必要が絶無になったのだ。
別に、それが民進党の本性というわけではなく。彼らも保守に支持されれば、そう動く事ができるのである。
前回のエントリでも述べたが、彼らは「次の選挙も生き残る」事が大前提なのだ。安定した支持層を、そう簡単には捨てられない。
そこも、民進党はわかっているのだ。故に彼らが狙うは、売国勢力の「拡大」だ。SEALDsの勃興などが彼らの望むところで、共産党とかの「ガチ左翼」ではなく、「ふんわり左翼」を取り込むつもりなのだ。新規ユーザ狙い。既存ユーザは捨ててる。
俺は、むしろ新聞記者がそれを理解せずにこんな記事を書いているとは思えない。
新聞もまた、読者レベルに合わせて理解できないフリをしながら、こーゆー記事を作っている。
民進党は、ふんわり左翼を作成しようとし、産経新聞は、読者に民進党をふんわり否定させようとしている。「なんとなーく。民進党ってアホな政党っぽいな」と思わせようと誘導しているように見えるのである。俺みたいなガチな否定ではなく。
うん。民進党よ。俺はそのルート、スペシャルハードモードだと思うわ。学生運動に身を投じたアホな安保世代のように、不幸な学生を量産しながら地獄に堕ちろ。
P.S.
ついたコメントを基本的に全返ししようと思ってたけど、ちょっと生活的に厳しくなってきたので、現在「返す気はあるけど返せない」状態です。
なので、「これは返そう」と固く考えているものは積極的に本エントリにも組み込んでいこうと思います。あくまで本題のエントリの邪魔をしない程度に。
では。今回は「ん」さんのコメントから。
0~25点(即答)。
外交・国防は一貫性が重要なので、岡田の時点で0点は確定。で、経済政策、政権安定度は最大値でも安倍政権と同程度と見ます。岡田は安倍と基本は同じ構造改革論者ですしね。故に、最も評価した点数で、経済10、安定度15の計25点が最大。野田内閣にも及ばないでしょう。
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http://www.sankei.com/premium/news/160426/prm1604260002-n1.html
いやあ。ちっとも不思議じゃないだろ。
それが、記事タイトルを見た瞬間の、俺の感想である。昨日のエントリテーマとも若干被っているので丁度いいわ。
実際、本文を読んでみると、記者にこの不思議は理解できていない。いや、理解できていない事が類推できるとかいうレベルではなく、記者自身が「理解できない」と呆れて呟いているかのような記事の進行なのである。
俺は、多分ちゃんと民進党が袋小路に全力で突っ込んでいる理由を理解している。自分の立てた仮説でそれに納得している。彼らには彼らの合理的理由があるのである。
それが、昨日のエントリの通りなのだ。「こうしないと支持者が離れてしまうに違いない」という恐怖が、そうさせている。
【拙・参考】ウチの安倍の評価度合い
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/8a5ddc4146c206109d9a455b46c415c5
かつて、民主党がなぜ頭角を現してしまったのかというと。前原や長島、細野や西村といった、「保守寄せパンダ」が保守層の取り込みに成功したからである。まあ、実質的にはマスコミの誘導で、いわゆるB層の取り込みに成功した、小泉劇場にあやかった結果なのだが。保守層取り込み成功は、「誰でも支持できる」という下敷き作りに。「安心感」の熟成に貢献したのだ。
▲(左から)前原誠司、長島昭久、細野豪志、西村眞悟。全部民主党出身の保守
で、民主党はご存知の通り、その後大敗する。
それは「こいつらに任せると国体が危うい」という危機感が招いた結果で、安心感が喪失したわけだ。そうなると当然、保守層はもう見向きもしない。
すると、こいつらの支持層はもう売国左翼しか残っていなかったのである。民主党の国体破壊政策を支持するのは、そいつらしかいないからだ。
つくづく、選挙の洗礼というものは恐ろしい。民主党は、自分達が売国左翼にしか支持されていない事を今やよく判っている。それゆえに、そいつらが支持する政策を柱から外せなくなったのである。
「将来、政権を担う政党になると思う」との回答はわずか14・9%で…
そんな事はだから、民進党自身もわかっているのである。故に、連中がとれる手段は1つだけ。それは、売国左翼勢力の再興。
安全保障関連法の廃止を安倍晋三政権への最大の対立軸に掲げ、共産党などと共闘する路線に活路を見いだそうとしている。
この茨のルートしか、彼らには残されてなかったのだ。実に、本当に判りやすい。
「日本を防衛するために活動している米軍が攻撃された場合、日本に対する行為と見なし、日本が反撃する余地を残すのは十分合理性がある。今の憲法は全ての集団的自衛権の行使を認めていないとは言い切っておらず、集団的自衛権の中身を具体的に考えることで十分整合性を持って説明できる」(岡田克也代表、平成15年5月、読売新聞)
これが言えたのは、当時の民主党が保守層からも支持を受けていた証左なわけだ。
彼らからの支持が絶無になったが故、そこに配慮する必要が絶無になったのだ。
別に、それが民進党の本性というわけではなく。彼らも保守に支持されれば、そう動く事ができるのである。
前回のエントリでも述べたが、彼らは「次の選挙も生き残る」事が大前提なのだ。安定した支持層を、そう簡単には捨てられない。
そもそも共産・社民を支持してきた人たちが、今更民進党に乗り換えるはずがない。
そこも、民進党はわかっているのだ。故に彼らが狙うは、売国勢力の「拡大」だ。SEALDsの勃興などが彼らの望むところで、共産党とかの「ガチ左翼」ではなく、「ふんわり左翼」を取り込むつもりなのだ。新規ユーザ狙い。既存ユーザは捨ててる。
俺は、むしろ新聞記者がそれを理解せずにこんな記事を書いているとは思えない。
新聞もまた、読者レベルに合わせて理解できないフリをしながら、こーゆー記事を作っている。
民進党は、ふんわり左翼を作成しようとし、産経新聞は、読者に民進党をふんわり否定させようとしている。「なんとなーく。民進党ってアホな政党っぽいな」と思わせようと誘導しているように見えるのである。俺みたいなガチな否定ではなく。
うん。民進党よ。俺はそのルート、スペシャルハードモードだと思うわ。学生運動に身を投じたアホな安保世代のように、不幸な学生を量産しながら地獄に堕ちろ。
P.S.
ついたコメントを基本的に全返ししようと思ってたけど、ちょっと生活的に厳しくなってきたので、現在「返す気はあるけど返せない」状態です。
なので、「これは返そう」と固く考えているものは積極的に本エントリにも組み込んでいこうと思います。あくまで本題のエントリの邪魔をしない程度に。
では。今回は「ん」さんのコメントから。
選挙で民進党が勝利して、岡田政権になったら何点ぐらい付くとお考えですか?
0~25点(即答)。
外交・国防は一貫性が重要なので、岡田の時点で0点は確定。で、経済政策、政権安定度は最大値でも安倍政権と同程度と見ます。岡田は安倍と基本は同じ構造改革論者ですしね。故に、最も評価した点数で、経済10、安定度15の計25点が最大。野田内閣にも及ばないでしょう。
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