伊東順子がイミフ

【韓国】「移民したい」「こんな国は捨ててやる」　愛国者たちの悲しみ [6/6]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1402014385/-100

　よくわからない…。この記事を書いている記者自身も、

『彼は「韓国人の俺があきれているんだから……」と言って、言葉を止めた。続きは「外国人には理解できない」だろうか。「移民したい」という声』

　「理解できないかもしれない」と書いている、「移民したい」という声。
　しかも、スレタイを読めば、「愛国者が移民したいと言っている」とか書いてある。普通、愛国者ってのは自国が好きなんじゃ…。

　で、本文を全部読むと、ぜんぜん「愛国者」なんて言葉が出てこない。これ、スレタイ詐欺じゃねーのかと思って、元記事へ飛ぶと、ちゃんと日本語の記事（韓国語の翻訳ではないってこと）があって、記事タイトルがこんなんだった。

連載【韓国で考えた、旅客船沈没事故のこと（最終回）】　「こんな国は捨ててやる」、愛国者たちの悲しみ

　ちゃんとタイトルにあったわ「愛国者」
　ちなみに、この記事の本文はなんだか微妙なテイストを醸している。たとえばここ。

今回の件で、あらためて韓国が「別の国」だとわかったという日本人も少なくない。最新のスマホ、贅沢なマンション、おしゃれなカフェ、そんな華やかな外観からは想像できない韓国の闇の深さ。「過去の日本もそうだった」という人も、「日本の将来を暗示している」という人もいる。日本人もまた、自分たちがどこに向かっているのか、不安の渦中にいるようだ。

　あの、セウォル号の事件のどこに、日本人の将来や過去を重ねる部分があるのか。

先日、知り合って２０年以上になる古い友人に会った。韓国のパフォーミングアーティストの第一世代、８０年代から政治的運動とは別の場所で「大韓民国の既存体制」と戦ってきた闘士だ。

　日本ではなかなか見かけない、「闘士」という表現。
　いや、全共闘時代、団塊の世代だけは別かな。

　な？なにやら怪しげだろう？

　この、伊東順子さんというフリージャーナリストって、何者なんだろう。
　と思って、いくつか彼女の著書があったので、書評やあらすじを追ってみる。なんか見たことがないタイプの人で、ちょっと面白かった。

　つーかね、きっとすんごい韓国が好きな人なんだよ。でも、長年にわたって失望し続けている人なんだと思う。韓国人に。
　で、頑なに「日本人も韓国人レベルなんだ」ってのを主張したい人なんだと思う。

　韓国が好きなんだけど、韓国の実情が悲しくて…。それでも、日本より韓国が上だと言いたくて。それがそこかしこに現れる不自然な矛盾した文章になっている。

　韓国人って、たぶんこんな心理状態なのかな。と、この日本人と思しき伊東さんの文章を見て思った。

　韓国人達の心理を、「外国人には理解できないかもしれないが」と述べる、ちゃんと理解できている伊東さん。そして、韓国人以外の人の事を、「外国人」と表現することに違和感を覚えないスタンス。きっと、心は韓国人なんだろう。そんな風に思う。

　この人、日本人だけど、俺は韓国人の心境の１つのパターンとして、認識しておこうと思った。


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