ウチのブログは、実は俺の本業のお客様が1人だけ、読者にいてたりする。
職場ネタを書いたらワリとすごい確率で感想をくださるんだけど…。酷い事書いてるんだよなぁ。我ながら。まあいいか。
さて。そんな枕なので、本日も少しだけ会社ネタである。
俺の常駐先の企業にいる、俺と同じ立場の派遣系のSEがいる。仮にYさんとしよう。Yさん、ちょっとだけ…いやかなり人間的に最低の人なんだけど。パワハラでモラハラでアルハラでセクハラの人である。仕事はワリとできる人の範疇に入るし、あの人の得意分野が誰にもかぶってなかったり、あと自分の知識を独占して引き継ぎも絶対マトモにやらなかったりで、切るに切れなくて上層部も困っている方なのだそうだ。
俺が端的にYさんの最低さ加減を説明するエピソードがあるんだけど。
常駐先のプロパーと一緒に、中国に出張に行った時の事、風俗行って豪遊して、その金額を経費として、常駐先の会社にすべて請求したんだそうな。
まあ当然、そんなバカな事は受け入れられるわけがなく。「信じられない」「常識があるのか」と、Yさんの所属している会社や、常住先の偉いさんとか、一緒に行ったプロパー社員さんとかが、総掛かりで唖然としたそうなんだけど。その時のYさんの言い草が、こんな感じだったそうだ。
「ボクが先駆者になって、こーゆーの請求したら、前例になって、今後はちゃんと接待費なんかで経費がでるかもしれない。辛い海外出張とかに行かされて、行った先でストレスの発散もできないとか、後輩たちが可哀想だから。ボクはあえて、悪者になってでも、こーゆー事をするんだよ」
俺も、Yさんには仕事によっては質問に行かざるを得ず、2回ほど罵倒された(罵倒率2%ぐらいかな)経験があったりするけど…。一度もまともに言い合った事はない。ケンカはしない。別に俺が大人なわけではない。普通に怖いだけだ。毎度背筋が一瞬凍る。
ああ。でもすっごい酒癖が悪くて酒が大好きでお酒に弱い人なので、一緒に飲みに行った時、店のトイレに1時間以上篭って出てこず、お店の人が困っている時に、「いい加減にしてください!迷惑をかけている事がわからないんですか!」と丁寧に罵倒した事はあるかなー。
ま、ちょっと長くなってしまったが。俺はこの記事を読んで、真っ先に思い出したのが、Yさんだったのである。
第一報は朝日。
【朝日】車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪
http://www.asahi.com/articles/ASK6H4HCWK6HPPTB004.html?iref=comtop_8_01
バニラ・エアは言わばバイキングレストランである。サービスを削減してローコストを実現している。そんなバイキング・レストランで、この車椅子客の木島氏は高級ホテルのレストランのサービスを要求したのだ。
しかも、事前に連絡し、車椅子の機種をFAXで伝えてくれれば搭乗は可能なのに。
さらに、現在バリアフリー化の検討がなされていた。それは、朝日の記事でも書いてある。
朝日は、「バニラ・エアは身障者に自力でタラップを上がらせた!」と言っていたが、違う。事前に予約もせず、車椅子を降りて同乗者の手を借りて上がってとお願いされても拒否し、職員の制止を無視して無理やり自分で這い上がったのである。
明確にパフォーマンス。よーするに彼はまもなくバリアフリー対応が完了するバニラ・エアの最後の泣き所の奄美まで、駆け込みクレーマーをやりにいったのだ。タチの悪い当たり屋である。
実はこの人、バリアフリー研究所というところの主催者で。同じような事を繰り返し、「バリアフリーの必要性をパフォーマンスしている人」である。2002年にも同じ事をしている。
世の中、弱者の方が強いんだなと思わせる方だ。その10年以上前のバリアフリー研究所のエントリがなかなか香ばしい。
【バリアフリー研究所】歩けない人は乗せれません!(2002/05/29)
http://www.kijikiji.com/self/ana.htm
確かに、木島氏みたいな荒療治をする人ってのは、必要かもしれん。元々、俺は同じような荒療治をしている在特会の桜井誠氏の存在意義をそれなりに認めてたりしたぐらいだしな。
でも、冒頭で紹介したYさんにせよ、桜井誠氏にせよ、木島英登氏にせよ、俺はけっしてお近づきになりたいとは思わない。
どっか人間壊れてるような気がするんだよ。
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職場ネタを書いたらワリとすごい確率で感想をくださるんだけど…。酷い事書いてるんだよなぁ。我ながら。まあいいか。
さて。そんな枕なので、本日も少しだけ会社ネタである。
俺の常駐先の企業にいる、俺と同じ立場の派遣系のSEがいる。仮にYさんとしよう。Yさん、ちょっとだけ…いやかなり人間的に最低の人なんだけど。パワハラでモラハラでアルハラでセクハラの人である。仕事はワリとできる人の範疇に入るし、あの人の得意分野が誰にもかぶってなかったり、あと自分の知識を独占して引き継ぎも絶対マトモにやらなかったりで、切るに切れなくて上層部も困っている方なのだそうだ。
俺が端的にYさんの最低さ加減を説明するエピソードがあるんだけど。
常駐先のプロパーと一緒に、中国に出張に行った時の事、風俗行って豪遊して、その金額を経費として、常駐先の会社にすべて請求したんだそうな。
まあ当然、そんなバカな事は受け入れられるわけがなく。「信じられない」「常識があるのか」と、Yさんの所属している会社や、常住先の偉いさんとか、一緒に行ったプロパー社員さんとかが、総掛かりで唖然としたそうなんだけど。その時のYさんの言い草が、こんな感じだったそうだ。
「ボクが先駆者になって、こーゆーの請求したら、前例になって、今後はちゃんと接待費なんかで経費がでるかもしれない。辛い海外出張とかに行かされて、行った先でストレスの発散もできないとか、後輩たちが可哀想だから。ボクはあえて、悪者になってでも、こーゆー事をするんだよ」
俺も、Yさんには仕事によっては質問に行かざるを得ず、2回ほど罵倒された(罵倒率2%ぐらいかな)経験があったりするけど…。一度もまともに言い合った事はない。ケンカはしない。別に俺が大人なわけではない。普通に怖いだけだ。毎度背筋が一瞬凍る。
ああ。でもすっごい酒癖が悪くて酒が大好きでお酒に弱い人なので、一緒に飲みに行った時、店のトイレに1時間以上篭って出てこず、お店の人が困っている時に、「いい加減にしてください!迷惑をかけている事がわからないんですか!」と丁寧に罵倒した事はあるかなー。
ま、ちょっと長くなってしまったが。俺はこの記事を読んで、真っ先に思い出したのが、Yさんだったのである。
第一報は朝日。
【朝日】車いす客に自力でタラップ上がらせる バニラ・エア謝罪
http://www.asahi.com/articles/ASK6H4HCWK6HPPTB004.html?iref=comtop_8_01
同5日、今度は関空行きの便に搭乗する際、バニラ・エアから業務委託されている空港職員に「往路で車いすを担いで(タラップを)下りたのは(同社の規則)違反だった」と言われた。その後、「同行者の手伝いのもと、自力で階段昇降をできるなら搭乗できる」と説明された。
同行者が往路と同様に車いすごと担ごうとしたが、空港職員が制止。木島さんは車いすを降り、階段を背にして17段のタラップの一番下の段に座り、腕の力を使って一段ずつずり上がった。空港職員が「それもだめです」と言ったが、3~4分かけて上り切ったという。
同行者が往路と同様に車いすごと担ごうとしたが、空港職員が制止。木島さんは車いすを降り、階段を背にして17段のタラップの一番下の段に座り、腕の力を使って一段ずつずり上がった。空港職員が「それもだめです」と言ったが、3~4分かけて上り切ったという。
バニラ・エアは言わばバイキングレストランである。サービスを削減してローコストを実現している。そんなバイキング・レストランで、この車椅子客の木島氏は高級ホテルのレストランのサービスを要求したのだ。
しかも、事前に連絡し、車椅子の機種をFAXで伝えてくれれば搭乗は可能なのに。
さらに、現在バリアフリー化の検討がなされていた。それは、朝日の記事でも書いてある。
バニラ・エアはANAホールディングスの傘下で、国内線と国際線各7路線で運航する。奄美空港だけ車いすを持ち上げる施設や階段昇降機がなく、車いすを担いだり、おんぶしたりして上り下りするのは危険なので同社の規則で認めていなかったという。バニラ・エアは奄美空港でアシストストレッチャー(座った状態で運ぶ担架)を14日から使用、階段昇降機も29日から導入する。
朝日は、「バニラ・エアは身障者に自力でタラップを上がらせた!」と言っていたが、違う。事前に予約もせず、車椅子を降りて同乗者の手を借りて上がってとお願いされても拒否し、職員の制止を無視して無理やり自分で這い上がったのである。
明確にパフォーマンス。よーするに彼はまもなくバリアフリー対応が完了するバニラ・エアの最後の泣き所の奄美まで、駆け込みクレーマーをやりにいったのだ。タチの悪い当たり屋である。
実はこの人、バリアフリー研究所というところの主催者で。同じような事を繰り返し、「バリアフリーの必要性をパフォーマンスしている人」である。2002年にも同じ事をしている。
世の中、弱者の方が強いんだなと思わせる方だ。その10年以上前のバリアフリー研究所のエントリがなかなか香ばしい。
【バリアフリー研究所】歩けない人は乗せれません!(2002/05/29)
http://www.kijikiji.com/self/ana.htm
私は、改めてカウンターの女性に言った。
「さきほど歩けないと言ったのを訂正します。私は歩けます。
自分一人で搭乗できます。歩けないから、搭乗できないのでしょ?」
手を使って歩ける。これが私の論理だ。
別に、助けてもらえないのなら、助けはいらない。這ってでも乗ればいい。
「さきほど歩けないと言ったのを訂正します。私は歩けます。
自分一人で搭乗できます。歩けないから、搭乗できないのでしょ?」
手を使って歩ける。これが私の論理だ。
別に、助けてもらえないのなら、助けはいらない。這ってでも乗ればいい。
30分後。 なんとか乗れるようになったみたいで、慌てて案内される。
案内先では「申し訳ございませんでした。ご搭乗できますので、ご安心ください」と謝罪。
交渉成功のポイントは、仮に搭乗できなくても構わないと覚悟し、
その場合は人権問題として裁判も辞さないという毅然とした態度に係員がおじけづいたこと。
裁判でどちらに非があるかは、彼らにも明らかなのだから。
案内先では「申し訳ございませんでした。ご搭乗できますので、ご安心ください」と謝罪。
交渉成功のポイントは、仮に搭乗できなくても構わないと覚悟し、
その場合は人権問題として裁判も辞さないという毅然とした態度に係員がおじけづいたこと。
裁判でどちらに非があるかは、彼らにも明らかなのだから。
確かに、木島氏みたいな荒療治をする人ってのは、必要かもしれん。元々、俺は同じような荒療治をしている在特会の桜井誠氏の存在意義をそれなりに認めてたりしたぐらいだしな。
でも、冒頭で紹介したYさんにせよ、桜井誠氏にせよ、木島英登氏にせよ、俺はけっしてお近づきになりたいとは思わない。
どっか人間壊れてるような気がするんだよ。
人気ブログランキングへ ※いつも応援ありがとうございます!
車イス・足腰が不安な方の じゃらんバリアフリー旅 (リクルートスペシャルエディション)
昨日夕方に店に電話があり、横柄な感じの男性の声で店の場所を訊かれました。
教えたところで直ぐに電話を切られたので、来るのかどうかも分からず、何の準備もしてなかったのですが、電話から1時間半ほどして車で来られ、
「子供3人大人4人」と言って電話の男性らしき方とそのお母様が二人で入店。
他は後から来るらしく人数分の席を作りました。最初の注文を聞いてるうちに後からお連れ様が来店。後から来られた方たちはメニューを見てるだけで声も掛けられず注文もないので、一言断ってから最初の注文の料理を作り始めたのだけれど、1品目を出す間に子供含めた5人が黙って帰ってしまいました…。
残りの二人も程なくして帰ったんだけど、注文聞いてから1品目の料理を出すのに10分くらいしか経ってないのに。
その間、子供たちは割り箸で遊んでつまようじを床に撒き散らし、大人たちはお冷やに口をつけて、おしぼりを使っただけで注文もせずに黙って帰るとか…。
最初の二人が注文した分だけはちゃんと頂いたけど、ああいうことする人たちってリアルにいるんだとびっくりしました。2ちゃんのまとめサイトで読んだような出来事がまさか自分の店で起きるとはね。
そのお客さんたちが帰った後、何度も自分の応対に非がなかった考えてみましたが、思い当たらないんですよね。自分では気付かないだけかも知れませんが。
せめて来店時間や人数を先に教えていただけたのならば、席をご用意していられたのだけれど…。
客商売も長くなりましたが、未だにどこまでが店側の責任か悩むことがあります。
お客様が神様とは思わないけど、マナーの良いお客様もいれば、店に対してわがままを通そうとするお客様も多いですね。
長文の愚痴、すみません…。
件の木島氏?でしたっけ?これは毒、まさに人間毒薬である、ということ。そんな毒人間に近づきたいと思う方が異常です。体壊しますよ!
まあ、どうやらこういう毒人間達は自分のことを「薬」と思っているようですね。ツイで得た情報では、あんまりほめられるようなことはしていない様で……最近メディアがとり上げる人間はそんなのばっかだな。
まあ、この「毒」がどこまで効くのか、興味深い所ではあります。効果の判定をしづらいのがつらい所ですが。
国連の障害者の権利に関する条約で、アクセスは確保しなけらばならず、対応する国内法を設定する義務もあります。
ただ、バニラに事前通告せず、一般乗客として予約を入れて... というのは、ゴロツキ、893と言われていも仕方がない。
この条約が締結された直後、欧州のLCCが、車いすレンタル(チェックイン・カウンター⇔機内)など、追加料金を
賦課したところ、行政罰と民事の損害賠償を
食らいました。ただ、これらは予約時に情報を入れるので、航空会社も用意できます。
今回のバニラの場合、無通告なんで、キタナイとしか言いようがないですなぁ。
そして今回の事は中国の物乞いビジネスに似た狂気を感じます。
人間、一度美味しい目を見ると、それを繰り返してしまいますから
痛い目を見るまで止めないんですよね。
管理人さんの言うYさんも件の人物も美味しい目を見てきたから
何度も繰り返すのだろうなぁ。
なら、事前連絡をして断られた上で行けば、まだマシだったんじゃないですかね…。
そのへん、最新のエントリで書いてます。