あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

モリタク、約7年間首尾一貫して「日本は滅んでも良い、俺は逃げるけどな」と宣い続ける

2011年01月04日 22時20分33秒 | 政治(国内・その他)
 あけましておめでとうございます。
 本年も当ブログをよろしくお願いします。


 先日敵認定した森永卓郎だが…。
 敵認定して本当によかったと思った。

【拙】菅内閣を右派と述べる森永卓郎
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/2da5c87bce05ddd442686e98c0ea5d9b

 俺、この人の経済論はそれなりにマトモだと思うんだけど、どうも最近ほんまもんのキチ●イとしか思えない発言をしている。
 …というか、2004年のテレビタックルでの発言が、初出なのか。

【wiki】森永卓郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/森永卓郎
2004年3月29日放送の『ビートたけしのTVタックル』において、憲法改正について反対し
「仮にとんでもない奴が攻めて来たら、もう黙って殺されちゃえばいいんだと思うんです」
「世界の歴史の中で、昔は日本という国があって、戦争をしなくって制度を守るんだって言い続けて、ああそんな良い民族が居たんだなぁと思えばいいんじゃないですか」と発言している。
その他にも「北朝鮮が攻めてきたら竹やりで対抗すればよいから、自衛隊は要らない」と言い放った。
一方で「戦争になったら自分はアメリカに逃げる」などと発言し、同番組ではこの発言を度々ネタにしている。


 うーん。まさかここまであからさまだったとは…。「いざとなったらアメリカに逃げる」という、本気で致命的な発言は、アホではないのでキチ●イである。
 この2004年の発言から、先日同じ発言を繰り返すに到るまで、彼がブレていない事がわかる。

【痛いニュース】森永卓郎「日本は軍備撤廃を。中国に侵略され滅んでも、教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいた』と書かれればそれでいい」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1582768.html

 まあ、ある意味立派だよ。呆れるしかないけどな。
 彼の座右の銘が、「負けを覚悟で言いたいことは言う」「異端を恐れるな」で、これが徹頭徹尾、一環している。間違っていたら率直に謝るし。

 言っている事は常に過激で、他のパネリストから集中砲火を浴びる事もあるが、やはり徹頭徹尾、曲げることがない。そして彼の言い分が正論である事もあるのだ。決して逆神ではない。
 以前取り上げた、「消費税は不公平」発言の時もそうだったし、他にも「朝まで生テレビ」で「日本の課税最低限は先進国中最低レベル(低所得でも課税率高)」といって、司会の田原をはじめ全ゲストに総バッシングを喰らったりしているが、これも、本人が「嘘だったら死刑でOK」と言っている通り、嘘ではない。嘘を発信しているのは田原をはじめとした朝生の面々だ。
 他にも、2008年の自民党総裁選の時、「景気回復の最良の総裁は麻生氏」と、経済対策で最も実効性が高い事を見抜いていた。ただまあ、麻生政権発足後は、麻生総理を叩きまくっているんだけど。まあ経済対策はともかく、主義主張は完全に逆だからなぁ。方針が気に入らなかったんだろう。バッシングも、「オタク層に媚びてる」とか、ある意味俺も「それはその通りだろうな」と言わざるを得ない内容だったし。

 そんな訳で、俺はこの人については、その発言において傾聴に値する人物であるとは、今も考えているものの、事国防に関する思想面においては危険極まりないとは思う。
 アホじゃあないのよ。アホじゃあ…。

 国防を否定しつつ、いざとなったらアメリカに逃げたらいいとか、国防ゼロにして責められたら死ねばいいとか、多分その危険性にもちゃんと気がついている。
 そう考えると、一目おける発言をする人だとは思うものの、決して友達にはなりたくない。「気持ち悪い人」というのが俺の印象である。

 何故気持ち悪いって、これまでの話を総合するとな、

「日本を、新たな成功できる国家モデル生成の実験場としか見ていない学者」

 というメンタリティーが強烈に見えるからなのだ。国家への愛とか、そんなもん欠片もない。そして、そのメンタリティーを隠そうともしない。
 だから、アホではないし、その意見は正論である事も多々あるものの、導こうとしている先は、「それで国家存続できたらラッキー」なのである。実験だから。

 こいつは日本人ではあるだろう。でも、こう呼ぶに相応しいと思う。

「マッド経済アナリスト」だ。

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