…歯痒い。このネタは実に歯痒いな。他人事だけど。
【読売】仲裁裁判決「拘束力ある」…日米韓外務次官一致
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160715-OYT1T50116.html
記事タイトルに「拘束力がある」なんて書いてあるから、どんなものかと思って読んでみれば、情報はそれだけだったでござる。
これではなんの効果もないように見えるんだが?今のところ、自主的に中国が従うのを待つだけではないか。昨日もこのネタでエントリしたが、これで中国が動くと思うのが、正直馬鹿げている。
でも、仲裁裁判の判決には、本当に拘束力があるそうな。しかし、それに対する罰則の執行については、なんの規定もない。中国との商売を優先させるような連中は、経済制裁にも及び腰であろう。国際政治なんてものは、そんなものである。
その証拠に、日本にいる中国人労働者達は、いつもと変わらず仕事をしている。
…どうしたものだろう。
さて。ここからが重要な話。中国は国連の常任理事国であり、拒否権を保有しているものの、国連安保理による中国への制裁は可能である。本当に重要な事なので、本日はこの件について、詳しく記載していこうと思う。
国連憲章27条を参照。表決についてである。
重要な箇所はここ。
【国連広報】国連憲章テキスト
http://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
常任理事国の同意投票が必要不可欠というのが、所謂拒否権の発動というわけなのだけど。紛争当事国は、棄権する旨が記載されている。棄権しなければならない為、同意を取る必要がない。つまり拒否権は発動できないのである。
とすれば、国連主導による経済制裁が可能。
もとより、中国は日本に対し、現在経済制裁発動中である。
【ポスト】中国 突然の関税引き上げで爆買い客ら怒り爆発
http://www.news-postseven.com/archives/20160522_414375.html
【現代ビジネス】「爆買いバブル」終了で閑古鳥が鳴く、銀座の高級デパートの惨状と後悔
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49052
日本は、今回当事国ではないので棄権はしない。まあ尖閣諸島の場合だったら、棄権するしかないのだろうが。やろうぜ経済制裁!
ところで。今日のこのエントリを書くにあたり、国連による武力制裁の可能性を、つまりは軍隊を動員し、南シナ海からの中国の撤退を勧告する方法を確認したのだけど。この場合、安保理との提携国から武力を提供してもらう事となるのだけど。提携国が1国もない事がわかった。
なんてこった。日本の売国奴が言ってた「9条がなくなって、日本が軍隊を持ったら、国連に望まぬ戦争に参加させられる」ってのは、真っ赤なウソだったわけだ。アカだけに。どこの国にも、自国と無関係な戦争に、無理矢理参加させられる権限なんて、なかった。
まあ、それは置いといて。このままなら、中国は国連安保理によって経済制裁を食らうような気がする。それがいつになるかはわからないけど。
これは、日本にとって重要なモデルケース「仮想・尖閣諸島」となるであろう。
興味深い。きっちりチェックしていくか!
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あなたを生かす油 ダメにする油
【読売】仲裁裁判決「拘束力ある」…日米韓外務次官一致
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160715-OYT1T50116.html
記事タイトルに「拘束力がある」なんて書いてあるから、どんなものかと思って読んでみれば、情報はそれだけだったでござる。
これではなんの効果もないように見えるんだが?今のところ、自主的に中国が従うのを待つだけではないか。昨日もこのネタでエントリしたが、これで中国が動くと思うのが、正直馬鹿げている。
でも、仲裁裁判の判決には、本当に拘束力があるそうな。しかし、それに対する罰則の執行については、なんの規定もない。中国との商売を優先させるような連中は、経済制裁にも及び腰であろう。国際政治なんてものは、そんなものである。
その証拠に、日本にいる中国人労働者達は、いつもと変わらず仕事をしている。
…どうしたものだろう。
さて。ここからが重要な話。中国は国連の常任理事国であり、拒否権を保有しているものの、国連安保理による中国への制裁は可能である。本当に重要な事なので、本日はこの件について、詳しく記載していこうと思う。
国連憲章27条を参照。表決についてである。
重要な箇所はここ。
【国連広報】国連憲章テキスト
http://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
その他のすべての事項に関する安全保障理事会の決定は、常任理事国の同意投票を含む9理事国の賛成投票によって行われる。但し、第6章及び第52条3に基く決定については、紛争当事国は、投票を棄権しなければならない。
常任理事国の同意投票が必要不可欠というのが、所謂拒否権の発動というわけなのだけど。紛争当事国は、棄権する旨が記載されている。棄権しなければならない為、同意を取る必要がない。つまり拒否権は発動できないのである。
とすれば、国連主導による経済制裁が可能。
もとより、中国は日本に対し、現在経済制裁発動中である。
【ポスト】中国 突然の関税引き上げで爆買い客ら怒り爆発
http://www.news-postseven.com/archives/20160522_414375.html
【現代ビジネス】「爆買いバブル」終了で閑古鳥が鳴く、銀座の高級デパートの惨状と後悔
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49052
日本は、今回当事国ではないので棄権はしない。まあ尖閣諸島の場合だったら、棄権するしかないのだろうが。やろうぜ経済制裁!
ところで。今日のこのエントリを書くにあたり、国連による武力制裁の可能性を、つまりは軍隊を動員し、南シナ海からの中国の撤退を勧告する方法を確認したのだけど。この場合、安保理との提携国から武力を提供してもらう事となるのだけど。提携国が1国もない事がわかった。
なんてこった。日本の売国奴が言ってた「9条がなくなって、日本が軍隊を持ったら、国連に望まぬ戦争に参加させられる」ってのは、真っ赤なウソだったわけだ。アカだけに。どこの国にも、自国と無関係な戦争に、無理矢理参加させられる権限なんて、なかった。
まあ、それは置いといて。このままなら、中国は国連安保理によって経済制裁を食らうような気がする。それがいつになるかはわからないけど。
これは、日本にとって重要なモデルケース「仮想・尖閣諸島」となるであろう。
興味深い。きっちりチェックしていくか!
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あなたを生かす油 ダメにする油
さて、竹島、尖閣の場合、国連憲章第33条1項の
「まず第一に、交渉、審査、仲介、調停、仲裁裁判、司法的解決、地域的機関又は地域的取極の利用その他当事者が選ぶ平和的手段による解決を求めなければならない。」
が満たされていませんが、フィリピンの場合、仲裁裁判の判決が出ていますのでOK。
日本も、ハーグに持ち込むべきですなぁ。