朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

「年末助け合いチャリティー色紙展」に今年も参加

2020年11月24日 | 

  毎年恒例の「年末助け合いチャリティー色紙展」に今年も応募しました。今年はコロナ禍の影響で、私が会員になっている絵画公募展が軒並み中止となっていたため諦めていたところ、いつも通り開催される様です。

 プロ、アマチュアを含めた画家から無償で提供を受けた絵を、5日ほどの期間展示し、購入希望者に投票をして頂き、最終日に抽選でその絵の購入者を決定するものです。

 アマチュアで末席無名の私は、初めて自分の作品を応募した時、その作品が買い手が無く売れ残るのを非常に恐れて(当たったら私が代金を支払うという約束で)何人かの親戚知人に投票を依頼しました。(選挙だったら選挙違反ですよね)

 幸いなことに、私が依頼した投票は全て当たりませんでした。という事は誰かほかの人に購入して頂いたいう事です。「めでたしめでたし」その次からは、恐怖心無く応募ができています。

 

 応募作品 (日本画 金潜紙色紙 岩絵の具)

「舞妓と折り鶴」

 

 

* 岩絵の具を使用していますが、顔と手だけは胡粉を使用し、8回ほどの薄塗りを重ねて透明感を出しました。かんざしは銀箔、帯は一部金箔を使用しています。使用した額は作者提供です。

 

応募要領(入場無料)

 

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絵の教室はお休み

2020年03月26日 | 

 毎日、新型コロナについての世界の各都市の状況が報道され、ますます大変な状況になっている様です。日本でも、特に東京がこれ以上患者が増えると医療崩壊を招きかねないという事で、不要不急の外出自粛を呼び掛けています。

 私としては地方にいる為それほどの危機感は感じませんが、とりあえず注意していることは、なるべく人混みの中に行かないという事と、外出時にマスクをすること、帰ったら手を消毒することぐらいでしょうか。

 私は日本画の教室と水彩画の教室に、それぞれ月に2度通っていますが、日本画は暫く休みになりました。水彩画は休講にならないので自分の判断で休会届を出しました。窓のない狭い教室に、二十数人がモチーフを囲んで机を並べ肩を寄せて描く為、あまり好ましくないと判断し、しばらく休むことにしたのです。

 以前に、教室で描いた絵が完成しましたのでアップします。私の絵は、かなり細かに描き込む(性格です)ので、教室の2時間では時間が足りません。この絵も描き残したままになっていたのですが、自宅で完成させました。

 「少女石膏像」 F-6号 水彩画

 

 

デッサン

 

 

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水彩画教室の日

2020年01月17日 | 

カルチャーセンターの水彩画教室に通っています。

 又かと、言われそうです。退職してから実に色々な教室に通っては辞めています。特に絵については、水彩画、水墨画、日本画、デッサン、古典技法、植物画など。

 継続して続いているのは日本画だけです。教室を1年ほどで辞めるのは飽きっぽいのかと言われればそうかもしれません。しかし、私的には「武者修行」的な気持ちが強いのです。それと、先生次第では自分の画風を強力に押し付ける方もいて、我慢が出来ずに辞めた事もあります。個性を大事にしてくださる先生のもとでは長続きします。

 今の教室は去年の5月から加入しましたのでまだ1年未満の新参者です。先生は女性で、私より少し年上かも。
 某有名美大を出て日展にも入選されているとか、とにかく明るくにぎやかで豪快な先生です。

 教室の構成は女性が多く、20名のうち男性は3名で心細い限りで、男達ははなぜか隅の方に固まっています。
 (おいおい、世の中の酸いも甘いも噛分けてきた男達がそのていたらくはなんだ!)と思いますが。
 しかし、女性の団結の力には勝てそうもない。いつ行ってもモチーフ前の”特等席”は常に彼女達ににぎやかに占拠されているのでした。
 
 また、女性のみなさんの私語の多いこと。
 しかし、「あの、一応厳粛な教室なんですが・・・」などと言う勇気も私には無い。
 器用に喋りながら、シャカシャカとデッサンし、手際よく色を塗っている。(この人達、歳とっても決してボケることは無いな、と思います)
 カルチャーセンタの絵の教室とは、そういう事なんだと、納得しました。真剣みが少し不足しているのかな。
 
 教室は月2回、それぞれ2時間で仕上げなくてはならないので、遅筆の私には厳しい状況です。半分描きかけのスケッチブックのページが、完成することも無くどんどん増えています。
 今後作品になりそうな絵は数枚ほどでしょうか。
 
 今のところ、今日は何のモチーフを描けるかとワクワクしながら通っていますが、今後は受講者仲間との楽しい展開もまた期待しています。

 

石膏の少女像 F-8

 

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「年末助け合いチャリティー色紙展」に今年も参加

2019年11月24日 | 

今年も「年末助け合いチャリティー色紙展」に色紙を1枚出展しました。

題名は「舞妓と紙風船」です。初回からずっと「舞妓と〇〇〇」で通しています。毎回何を描こうかと考えなくてもいいし、見る側も「またあの人が出している」と、分かりやすいからです。

チャリティーとは言っても1作品(額入り)8千円で、絵が好きな方でないと購入意欲が湧かないのではと、作者側も気合を入れて描きます。

前に一度、展示会の裏方スタッフをした時、最終的に購入されなかった作品(全展示数の1割強)を展示壁から外して並べて集計するのですが、もし、自分の作品がその中にあったら落ち込むだろうなあと真剣に思いました。毎年、恐怖の一瞬で、それだけは避けたいと思って一生懸命に描いています。

下書き

着彩途中(岩絵の具)

 

 

額装イメージ

 

 

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余震がいつまで経っても収まりませんが絵を描き始めました。

2016年04月30日 | 

熊本地震が始まって以来もう2週間を越えました。

通常地震災害は『発生したで』それで終わりなのですが、今回の地震は、本震と思っていた揺れが実は前震で、

終ったと思っていた一日後の深夜、本震が突然強烈に襲い大きな災害をもたらしました。

私たちはその経験から、後に続いている余震がいつ強烈な地震となって襲って来るのか、余震があるたびに非常な

恐怖とストレスを感じています。

そのために2週間たった今でも、公式の避難所以外の広い駐車場で、夜は車中泊をする人が多くいるのです。

加えて、今後熊本はどうなるのだろうか、私たちの生活はどうなるのだろうかという将来に向けての不安が重なります。

 

そんな時に、絵の教室が開始されますという葉書が来ました。

家内は「今はそれどころでは無いでしょう」と言いましたが、少しづつ正常な生活に戻していかないと、という気持から

敢えて教室に行くことにしました。

 

8割の人が教室に来ていて、その中で絵の先生が一番罹災の程度が大きかった様で、家は半壊状態で住まうことは出来なく

なっていると言う事です。 皆さんと話してみると全ての人が何らかの被災を受けていました。

教室で皆で無心に絵を描くことで、その2時間だけでも平常心を取り戻すことが出来ました。

 

 F-8号 静物 (途中経過)

 

 

   

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前回の鉛筆デッサンの人物画に彩色。

2016年03月06日 | 

 

 

 

 前回の教室でデッサンした人物画に彩色するのが宿題でしたが、何とか完成しました。

モデルの顔を適当に入れ替えて描き直し、かなり若くしました。(どう描こうと感じ取ろうと、描く人の特権ですから)

 

やはり、手の表現が難しいです。それに、手と足がちょっと大きかったかも。

デッサンの時に正面の一番前の席しか空いていなくて、モデルさんが50cmほどの台の上で椅子に腰掛けていたので、

足が眼前にあり、大きく見えてしまいました。とても描き辛い場所で緊張もしました。

 

絵の中で、足を組んだ描写は良かったと思いますが、お尻が椅子から少し浮いたような感じがします。

先生から人物の肩の線を指摘さえました。

「肩の厚みが無くて薄っぺらに見える。上手い人は人物の背中が見えるかのように描く。」

著名な画家の作品を見てどういう風に表現しているか研究してみよう。

 

それにしても、私の絵は堅い。もっと水彩画らしくさらりと、動きのある表現に描けないものかと反省仕切りです。

 

  

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季節はずれのヒマワリの絵と、マスキングして彩色したバラの絵がやっと完成。

2016年03月03日 | 

 

季節はずれのヒマワリの花の絵です。

F‐10号で、金箔(洋箔)を貼って、岩絵の具での彩色です。

去年の秋に鉛筆デッサンした絵だったのですが、そのまま彩色せずに放って置いてたのをやっと完成させました。

 

絵の取りかかりから完成までに時間がかかるのは何時もの事で、忘れた頃に意欲が湧いてきます。

乗ったら一気に描くけど、乗ら無かったら描かないという言い訳みたいな作品です。

 

次の絵は、植物画教室でデッサンした絵に、後日彩色したばらの絵です。

絵の具は水彩絵の具でF8号。

バラの花の”マスキング”と、バックの”ぼかし”が難しかったです。

 

 

 

 

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絵画教室初日は人物デッサンでした。緊張しました。

2016年02月25日 | 

 

開始時間10分前に教室に行くと、並んでいる席は既に先着の人の道具が置いてあり、先生への挨拶もそこそこに「私は何処に座ればいいでしょうか」と尋ねると、

「空いている席は何処でもいいですよ」という先生からの返事。と、言われても見渡しても正面の一番前しか空いていません。

本当は側面からの景色が良かったのですが、仕方がありません。正面からのモデルさんを描くことにしました。

 

スケッチは20分ほど描いて5分ほど休憩の繰り返しで、2時間はあっという間に過ぎました。

私は8号に描いたのですが、実物のモデルの前での人物スケッチはまだ3回しか経験が無く、全く絵に雰囲気が出ていません。

ただ、前もって前日写真で描写の練習した効果はあったようで、先生からは「全体のバランスは良い」との言葉を頂きました。

 

時間が終了すると皆さんも緊張した気持から解放されたのか、急に多弁になり和気藹々とした時間が持てました。

ご夫婦で教室に通われてい方が二組もいらっしゃって、改めて挨拶を交わしたり和やかな雰囲気で終りました。

 

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水彩画の教室を見学。緊張感漂う空気が良かった。

2016年02月17日 | 

10年ほど前に水彩画教室に通っていました。その時、他にこれといって趣味というのも無かったのでかなり熱中していました。

水彩画会を主催されている当時の先生の指導も良く、絵についてのいろんな基礎的な知識もその時教わりました。

教室は、3時間半の描写と途中ティータイム休憩が30分ほどありとても和やかな教室でしたが、その教室は私の事情で

残念ながら2年ほどで辞めることになり、その後も展示会場等で時々先生に会うと私の絵を褒めて頂いたりしていたのですが、

5年ほど前亡くなられたということを聞きました。

その先生の教室は別の方が引き継がれていて、グループ展があるときは毎年私も拝見に行っています。

 

今年になって、私はまた水彩画の教室で絵を描きたくなって、以前から画風が好きだったA先生の教室を見学に行きました。

丁度その日は着衣女性のモデルがモチーフで、人物画を描くことは滅多に無いチャンスだったのにもう少し入会が早ければと

と悔やまれました。

早速入会を決め、また、私の1年がかりの気まぐれが始まります。

次回も着衣人物モデルを描くそうで、永らく人物デッサンをしていないので復讐をしておこうと思い、写真からデッサンの練習を

しました。(写真で人物画を描くのは本当は好ましくありませんが、今回は我慢です)

 

人物は全体のバランスと体の各パーツの描写が難しいく、体のアンバランスな描写は見る人の誰にでも分かるので、自分はとても

不安でやり辛いモチーフと思っています。

これでいいと思って描写していてもそれは自己満足で、間違いを分かっていないのは描いている私本人だけなのです。

F-6 鉛筆画

 

 

舞妓と紙風船 F-10

この絵は3年ほど前に描いた鉛筆デッサンで、今年の色紙展にはこの構図の絵を彩色して出そうかと思っています。

 

 

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習作『ダンボールに椿を描く』。見た目ちょっと安っぽいですが、絵の具ののりが良く描きやすい。

2016年01月30日 | 

 今回の日本画教室のテーマは、『ダンボールに椿を描く』でした。

普通のダンボール箱の切れ端に表面処理は特にせず、直接水干絵の具で描くのです。

膠との相性は良い様で、落ち着いた黄土色の生地に発色良く描けました。

和紙に描く場合は緊張するのですが、ダンボールだと練習として気軽に描くことができて、また別の花を描いてみたいです。

 藪椿  (30x30)

 

スイセン (40x30) ダンボールに水干絵の具

 庭に咲いた水仙の花を描きました。

 

 

居間の壁にかけている日本画。  F-6 絹本


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