今年も今日で最後です。新型コロナで始まり終わりのないままコロナ禍は来年に引き継がれることになります。
次の絵は「鎮めの少女像」(作者不明)を模写して彩色を施したものです。(鉛筆デッサンに透明絵の具)
原本は写真ですが、災害の終息を願う気持ちがよく表された像だと心に響き、写生しました。
新型コロナに対しての防御は、終息するまで気を緩めずに、凛とした気持ちで臨みましょう。
ヨーロッパ中世のプリンセス像からのイメージ
(和紙に水干絵の具)
今年も今日で最後です。新型コロナで始まり終わりのないままコロナ禍は来年に引き継がれることになります。
次の絵は「鎮めの少女像」(作者不明)を模写して彩色を施したものです。(鉛筆デッサンに透明絵の具)
原本は写真ですが、災害の終息を願う気持ちがよく表された像だと心に響き、写生しました。
新型コロナに対しての防御は、終息するまで気を緩めずに、凛とした気持ちで臨みましょう。
ヨーロッパ中世のプリンセス像からのイメージ
(和紙に水干絵の具)
近年小さな鉢を買ってきて大事に育てることが多くなりました。我が家の狭い庭は毎年手に負えないほどの雑草がはびこる様になり、初夏と晩秋に業者を入れて整理していますが、もう庭には新たな植物は植えないようにしました。
去年の今頃は、戴いたアジサイの苗が突然花を咲かせましたが、今年は(開花時期が春の)ツボサンゴの苗の蕾が出てきました。
アジサイの苗の開花(去年の今頃)
ツボサンゴの苗の開花(現在)
ガマズミの花も小さいながら花を咲かせています。(現在)
2階のアトリエの出窓に置いているので条件がいいのかも知れません。
最後に、新作ではありませんが日本画です。
閘 門(こうもん) (和紙に岩絵の具)
デッサン
閘門とは
昨日受けたPCR検査は陰性(正常)でした。もし、陽性だったらとどうなるかを考えると本当に助かったと思いました。コロナ禍の中で、3蜜にならないように、危うい環境に行かない様に自ら注意していても、どうにもならない事もあるのを痛切に感じました。
今日の段階でこのクラスターで感染した人は67人。この施設では「関連施設を含めて十分な対策を取ってきた。」と言っているそうですが、保健所の調査では「検温や消毒などは適切に行っていたが、職員が食事で利用する休憩室は、窓が無く換気が不十分だった。また、入所者が使う食堂は向かい合わせでとっていたこともあった」また「クラスターが発生した時の対応は学んでおらず、訓練も無かった」と指摘したそうです。
施設内には併設の病院やリハビリ施設もあり、また近隣は通称「病院通り」と呼ばれる程クリニックや病院が多いところで、今回のコロナクラスター発生で、利用者の診察に対する不安も大きいと思います。
12月31日でクラスターは76人に増加していて、終息していません。
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コロナ禍の中でも日常はあります。
今年描いた水彩画
年末も押し迫った昨日、電話で急遽PCR検査の打診がありました。
家内が通っている病院で新型コロナの大規模なクラスターが発生し、家内に対して、濃厚接触者には当たらないが、念のためPCR検査を行う事の了解を求める打診で、了解した為、昨日自宅に検査スタッフが2名来ました。
検査スタッフ2名は、青い防護服とフェイスシールドにマスクといった物々しい格好で、その状況に一瞬ドキリとしました。
結果は今日にも判明するという事で、もし陽性と判断されれば、この正月は私含めて大変なことになります。
その後もクラスターは拡大し、60数名になったという事で心配です。
何とか平穏な正月を迎えることが出来ることと、猛威を振るっている新型コロナの一日も早い終息を願うばかりです。
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こんな状況の中でも平凡な日常は存在します。
水彩画教室で描いた絵
会社を定年退職して絵を描くことを趣味として習い始めて、もう15年近くになろうとしています。
絵をただ描く事だけでなく、いろんな絵画団体にも入り、人との繋がりも増えました。私は先ず水彩画を習い始めて、並行してデッサン教室、植物画、水墨画、日本画といろんな経験をしました。その為に器用貧乏と言われることもありますが、幅広い絵の世界を楽しんでいます。
今まで、ずっと通して描いているのが水彩画と日本画です。
その違いは何だろう。そして、美術の専門的な教育を受けたことが無い私にとって「日本画とは何か?」と聞かれるのが一番困惑する質問です。今回は私の描いた3枚の絵を通して、素人の私なりに整理してみました。
1枚目は水彩画教室で描いたモデルさんのデッサンです。後で着彩する事を念頭に置いて描きました。(F-6号)
モデルさんの細かな描写をするのが遠慮されるので、だんだん私の頭の中で美化していくことになります。
この絵に水彩絵の具で彩色したのが次の写真です。人物の形、皮膚の陰影など観察して写実的に描きました。着彩で顔の表情がデッサンと変わったのは私の未熟さです。
次に、この絵を元に日本画を製作しました。使ったのは和紙、岩絵の具です。
この作品はグループの小品展に出すためで、F-4の大きさに縮小して描いています。
人物の輪郭は線描きにしていて、皮膚の陰影は極力抑えて立体感を強調しないようにしています。岩絵の具の混色は抑えて(比重が異なる場合があり分離することが多い)5回~8回の塗り重ねで色を出します。
水彩画の場合はチューブからパレットに出してすぐに混色して塗ることで早く完成しますが、日本画は岩絵の具を膠(にかわ)で溶いて、色を塗り重ねるという行程があり、乾いてから何度も塗るという繰り返しの時間を取りますので、完成までかなりの日数を費やすことになります。
日本画を描く場合、絵の全体の表現は「清楚」にと心掛けしています。
洋画と日本画の違いは、人種の違いもあり「肉食系と草食系」の違いなのかも知れないと、私的には思えるのです。
日本画 「憩い」 F-6 (和紙に岩絵の具)
水彩画教室に通っています。早いもので2年を過ぎました。講師はおおらかで教室の雰囲気はとても明るいです。
難を言えば、絵を描く時間が短い事。正味2時間となっていますので、机上にモチーフを幾つか並べて周りを囲んで描き始めるときは既に20分以上は経っています。私はいつも時間が足らずに、デッサンのみで終わるのがしばしばです。
今回の人物を描いた時の作品の完成するまでを3ステップで写真を撮っています。
デッサン(教室で描いて、講師の指導を受けています)。私は本人に似ていない事を気にしていましたが、「似顔絵ではないからね、雰囲気が伝われば十分!」と言われました。デルさんのホーズも顔の表情も硬く、そのままの表現がなかなか厳しい。素人さんだから仕方ないか。お互いに素人なのだから!
家に帰ってから写真を見て着彩。
写真はいけないよ、と言われそうだがこの状況下では仕方ありません。
私の絵は写実的です。先ずは人物をキッチリと観察して表現することに努め、デフォルメするのはその後と思っていますが、顔は例外で、似せようとすると段々深みに入ります。
今回の絵はデッサンでは表情が硬く暗かったので、生き生き顔にデフォルメ。実際は目と口をいじった程度ですが。
後日、作品としては画面が物足りないので、別のフロアに置いてあった観葉植物の鉢を追加しました。無いものを画面の中に描き入れるのは大丈夫なのか?。でも、大家の画家さんも普通にやっているから、許せるだろうと勝手に思っています。気にしていた厳しい顔も、何とか優しい顔になりました。
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我が家の小さな庭も秋色
この土地へ移り住んでから、もう二十数年になります。
庭は狭く、それでも当初は意気込んで芝生を貼ったり、植栽も植木屋にたのんで、知人からはいい庭が出来ましたねと言われたものですが、その後の手入れも悪く、また、木が思いも寄らず大木になったりして撤去する羽目になり、現状に至ります。そんなどうという事もない庭ですが、今は秋色です。
水彩画の教室に通っています。今の教室は通い始めて2年半になりますが、人物画を描くチャンスが少なく、今年は特にコロナ禍で1回もありませんでした。
次の絵は去年に描いた絵で、作品として発表するチャンスが1回も無く、このまま埋もれてしまうのも・・という思いから絵をアップロードします。
赤い椅子に座ったモデルは慣れないのか緊張気味の表情で、また、ありふれたポーズでしたので何となく絵が淋しく思え、後日、背景のツル薔薇様の絵を挿入しました。
「モデルと違った顔に描きました」と先生に言うと、「似顔絵を描くわけではないからね。そして、お顔も美人に描けているからそれもいいでしょう。」という評でした。モデルさんには聞こえていないか不安になりました。
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私は、家内の病気をきっかけに家事全般をする主夫になり、もう2年以上になります。皆さんは来変でしょうと言われますが、今は当たりまえの様に体が動きます。しかし、雑事が多いですね。
今日、買い物に行ったとき、花屋さんの店頭にポインセチアの花の鉢が並べてあって、350円と書いてあり、安かったので一鉢買ってリビングに飾りました。
部屋が、いきなり12月の華やいだ雰囲気になりました。
チワワのくるみを入れて記念写真。