熊本地震が始まって以来もう2週間を越えました。
通常地震災害は『発生したで』それで終わりなのですが、今回の地震は、本震と思っていた揺れが実は前震で、
終ったと思っていた一日後の深夜、本震が突然強烈に襲い大きな災害をもたらしました。
私たちはその経験から、後に続いている余震がいつ強烈な地震となって襲って来るのか、余震があるたびに非常な
恐怖とストレスを感じています。
そのために2週間たった今でも、公式の避難所以外の広い駐車場で、夜は車中泊をする人が多くいるのです。
加えて、今後熊本はどうなるのだろうか、私たちの生活はどうなるのだろうかという将来に向けての不安が重なります。
そんな時に、絵の教室が開始されますという葉書が来ました。
家内は「今はそれどころでは無いでしょう」と言いましたが、少しづつ正常な生活に戻していかないと、という気持から
敢えて教室に行くことにしました。
8割の人が教室に来ていて、その中で絵の先生が一番罹災の程度が大きかった様で、家は半壊状態で住まうことは出来なく
なっていると言う事です。 皆さんと話してみると全ての人が何らかの被災を受けていました。
教室で皆で無心に絵を描くことで、その2時間だけでも平常心を取り戻すことが出来ました。
F-8号 静物 (途中経過)
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