毎年10月は、絵のグループの小品展に出展します。
今度のグループ小品展に出展する絵の題名を、1ヶ月ほど前に、提出しました。
手持ちの新しい絵が無かったので、未だ何を描くかモチーフのあても無いのに、今年の
題名だけ先に決めたのです。
私の絵の題名は『静か』。
題名に沿った絵で何を描くか散々考えた挙句、今年の夏に家族で旅行した天草の
風景を描く事にしました。
と言っても、何度も行った場所でスケッチも何枚か」あり、構想もすぐ決まりました。
この絵が完成した昨日、絶好の天気だったので、天草へランチを兼ねて日帰り
ドライブをしました。
近年出来たという見晴らしのいい場所にあるイタリアレストラン。「天空の船」
素晴らしい風景を見ながら、美味しく頂きました。
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『 静か 』 F-4号 天草の崎津教会)
「モチーフ」とは、絵の創作では「動機」「題材」といったことに使われますが、絵を描く上でこれを探し決断することがが一番悩ましい事。
テレビの天気予報を見ていて急に思い立ちました。
『そうだ、天草の崎津漁港の朝をスケッチに行こう。』
天気予報は「明日は快晴、放射冷却で冷え込み霧が発生することがある」と報じていたのです。
以前写真で見た崎津漁港の朝霧と、崎津天主堂の風景が脳裏によぎって、「見れるかもしれない」。
翌朝、4時から車で出発し天草の海岸線の曲がりくねった道を走ること2時間半、現地に到着したのはまだ明けやらぬ漁港でした。
残念ながら期待していた期待していた『霧』は発生していなくて、風は無く、ただただ静かな漁港の風景でした。した。
一時間ほど外を歩き回り新鮮な空気を吸い、車の中でサッツサと素描スケッチをし引き返しました。
帰宅すると、「明ける前から6時間も、何してたの」。 家内からチクリと小言が出ました。
数日経って、その素描を元に、4号の小さな絵が出来ました。
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