朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

造船所を描く

2011年09月25日 | 今日の一枚の絵

 

 

この絵は天草の小さな造船所を描いたものです。                  「夜明けの操船所」F-80

この造船所に、写生とか、取材のために随分訪問させて頂きました。

そのたび事務所に挨拶しお話をするようにしていますが、この作品も県美展目録の裏表紙に写真が掲載されたのでお見せしたところ、皆さん大変喜ばれました。

この題名の、夜明けのシーンもみるために夏に近くの民宿に泊まった事もあります。描く事も好きですが、色んな作業を見ることも好きなのです。

    

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去年の作品「廃船」

2011年09月24日 | 今日の一枚の絵

去年描いた大作100号「廃船」です。

天草松島で数年前見つけてスケッチしたものを作品にしました。今は、何処を探しても木の廃船は無く、やっと錆びた鉄の廃船を見つけたのです。ここに通う事7~8回を経て大きく書き上げました。歴史を刻んだ船体の錆びは存在感と、波を乗り越えて疾走する勇姿さえ想像されました。

この作品も思いもかけず県美展で日本画部門の賞を戴くことになりました。

 

 

  

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公募展出展作品

2011年09月15日 | 今日の一枚の絵

 

今年の公募展に出展した作品です。去年までは叙情性に重点を置いて描いていましたが、従来の”船”や”造船所”のテーマに、今年は”震災復興”をイメージに加えて、”復旧作業をする男達”を描きました。一度は描きたかったデーマですが、私的にはちょっと不満が残る出来栄えでした。やはり、叙情性が欲しいのですが、テーマからは無理でしょう。

そんな作品でしたが過分な賞を頂いてしまいました。毎年思いますが、本当に私はこの分野では運がいいとしか言いようがありません。皆さんに感謝するだけです。

来年からは会友としての作品を描く事になりますが、また、気を引き締めて挑みたいと思っています。

 

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久し振りの日本画「芸妓」

2011年09月02日 | 今日の一枚の絵

  

日本画 絹本 F-6

絹に水干絵具で描きました。

帯とかんざしの部分は裏から金箔を貼っています。(ちょっと目立たない)

顔の部分は7回ほど薄い胡粉を塗り重ねしていて、一番神経を使いました。

次回は全身の姿を描きたいのですが、その前に本物の舞妓さんを見る事が先決です。

写真では人形の様で温かみが出ません。

今年の秋は京都に行きたいです。

 

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