今日は日本画の「絵の講評会」でした。
東京から、中央画壇の日本画家が見えて、希望者の絵を講評して頂くという催しで、私を含めおよそ30人ほどが絵を持ち寄りました。聴講者も多く入り、さほど広くない会場は満席でした。他の人の絵の講評を聞くというのも大変勉強になりました。
私の絵は昨年と同じテーマで、幾つかの指摘とお褒めの言葉を頂きましたがリップサービスもあったかと。(誉めることが描く上での一番のエネルギーになりますから)
私は、よく他の教室で絵の先生から「器用ですね」と言われることがあります。それは、決して誉め言葉では無いことは理解しています。
「写真のような絵ですね」もしかりです。
個性が無いというか、若しくは、個性が無いという「個性」
絵は、無心に楽しんで描いているに越したことは無いと思います。
次の絵は、何となく描いた鉛筆画と水彩画、「中世ヨーロッパのプリンセス」。
(表題の日本画講評の作品ではありませんし、新作でもありませんので悪しからず。)
アイデアはダビンチの「美しき姫君」から頂き、現代風に脚色しました。
髪飾りなどの装飾品が描いてみたかったのです。
ダビンチの「美しき姫君」
鉛筆画
水干絵具による絵