朱と群青

日々の思いを、時々趣味の絵をアップしながら書き綴っています。

似合わない色

2014年01月12日 | 

私が癒しを求めてよく行く場所は、南阿蘇です。

阿蘇カルデラの、噴火している阿蘇山を挟んで南側の「南郷谷」という所で、地名は「南阿蘇村」と言います。

平成の大合併で市や町を選択せず、あえて「村」を選んだのは、”都会を離れ自然に抱かれた癒しの場所”をアピール

したかったという事でしょう。 この時期の、村の新設は、この南阿蘇村が全国初めてだったらしいです。

南阿蘇には雄大な景色と、温泉や白川水源など美しい湧水群等の豊富な自然があり、また、心地良く美味しいレストランありで、

季節毎移り変わる雄大な景色と、温泉と美味しいランチのを求めて旅行やドライブをするには、絶好のコースなのです。

写真は、その南阿蘇を走るローカル線の車両の一つです。MT-3010という旧JR時代の古いレトロ調車体で、元々渋いグリーン色でした。

車両は現在は色をショッキングピンク色に塗り替えて走っていて、私は以前の緑色の車体が風景に馴染んで好きでした。

色の好みは人それぞれですから、色々感想があるでしょうが。

***

私的には、、ショッキングピンクは、確かに子供達のウキウキした旅行気分は盛り上げるかもしれませんね。若い女性など、

「可愛い色」という方が多いかも知れません。色としての感想はそうかもしれません。

しかし、南阿蘇村が、あえて””市や”町”を選ばずに ”村” に徹した志は、果して貫徹されているでしょうか。

この村には、ネオンも派手な看板も、こんな色も、似合わないと思うのですが。

 

 

  南阿蘇鉄道MT3010 旧車両色 (グリーン)                 新車両の色(ショッキングピンク)

 

 

水彩絵具で描いたイタリア旅行の思い出の風景画です。

 

 

 

 

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閘門(こうもん)

2014年01月07日 | 

今回は熊本市の郊外にある『中牟田閘門』のスケッチです。

閘門とは、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置であり、二つの閘門が一組となり、

入り口の閘門を開き,船を入れてからこれを閉じ,次いで閘室内の水位を次に進む水路の水位と同じにしてから

出口の閘門を開いて船を進ませる。代表的なものパナマ運河があるそうです。

 閘門の仕組みの説明図


今回はたまたま利用する船がいたため、閘門の開閉を見る事が出来ました。

閘門が開く間際の水の勢いは迫力ある光景でした。

木炭スケッチ  「閘門」

 

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久し振りに熊本城

2014年01月04日 | 

熊本市内の加藤神社に参拝に行って来ました。

 加藤神社は、熊本城内の宇土櫓(うとやぐら)前に創建された神社で、正月三が日の参拝者数は年々増加しており、

熊本市で一番大きい藤崎八旛宮に匹敵する人数となっているという事です。

 主祭神は、安土桃山時代から江戸時代初期に、熊本城築城を始め肥後熊本の基礎を築いた、戦国時代の武将

加藤清正です。

 熊本では今でも「せいしょこさん」(清正公さん)と呼ばれて、親しまれ、尊敬されている人気者です。

当時、被害をもたらした河川の治水に尽力し、城郭建築の名手でもあり、特に強固な石垣に定評があります。

 加藤清正が築城した熊本城は、後世,西南戦争で進軍を続けて来た西郷軍が,この城を攻めあぐね,

敗勢に転じた。難攻不落の城として今に語り継がれています。


 

 熊本城については、九州新幹線開業や、本丸御殿復元で年々人気が増し、入場者数が増えているそうで、

そう言えば私の若い頃の正月の熊本城は、観光客も少なく、淋しいものだった事を記憶していますので、

正月の今の雑踏には驚かされます。

 全国の城郭入場者数として(13年度の新しいデーターがまだ公表されていませんが)2012年度の年間
 
入場者数では、全国トップ5は次のようになっているそうです。
 
  一位 首里城   175.3万人
  二位 熊本城   157.9万人
  三位 大阪城   151.2万人
  四位 名古屋城 147.2万人
  五位  二条城  146.3万人
 
 
 
 造船所 (スケッチした原画に画面処理)
 
 

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新年おめでとうございます。

2014年01月01日 | 

 正月が来るといったら、子供の頃は一年の内で一番期待感があり、待ち望んでいた楽しい行事でし

た。歳を取るごとに少しづつその感激は薄れてきたように思います。

しかし、何と言っても「一年の計は元旦にあり」言う言葉通り、一年に一度は襟を正して、一つの区切り

としてこの年のページを厳かに開く事は良い事かもしれません。

 退職後絵を描き始めて今年で既に8年になります。

もっと気楽に絵に取組めればいいのですが、最近は少し構えてしまって、以前の様な遊びの感覚が少

なくなった様にも思えます。

 趣味の素人絵に徹し、駄作も結構。今年はもっと多くの絵を、楽しく描きたいと思っています。

 「牡丹」 F-6 

 

 

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